対抗戦が終わり監督業が終わったのか、のんびりな朝のロベルト。 翼はとっくにサッカーしに出かけて家にいない。 いつものサッカー場で南葛小サッカー部は練習中。といっても、翼と岬以外は疲れて休憩中。 強力な《転校生》(しつこい…)2人が加入し勢いづき、 地区大会で修哲に勝つぞ!と盛り上がる。ところが、石崎が「それはムリだな」と突然現れる。 今までのように学校単位のチームではなく、南葛市内で選抜チームを作ることになった。 近くテストがあることを知ると、みんな練習を開始する。ケガでまだサッカーができない石崎は、 チームメイトに対して「対抗戦でそうとう自信をつけたんだな」と思い、自分もだけどと続く。 突然キャプテンらしく、ていうか、小学生がこんな風に思うかな?という感じになる(爆)。 一方、大空家ではロベルトと翼のお父さんとで、今後についての話がされていた。 やっぱりブラジルに帰ることにしたロベルト。そんな彼をちょっといぶかしむお父さん。 実は日本に来る前にも医者にサッカー断念を宣告されていたロベルト。 やけ酒の日々で、やっぱりウィスキーを小指を立てて飲みながら港をぶらり。 人生の全てをかけていたサッカーができないなら…と、海に身を投げたところ キャプテンに助けられる。そしてキャプテンに日本の眼科を紹介してもらう。 翼のお父さんが実は凄い人だということはスルーで話が進む(笑)。 横で話を聞いていたお母さんはロベルトに、「それほどまでにサッカー一筋だったのね」と言います。 しかし、「翼ほどじゃありませんよ」と返されると、なぜかニッコリのご両親。 この時の二人の心情をどうとっていいやら(笑)。さらにロベルトは二人に頼みがあると切り出す。
場面はかわり、若林邸。若林と大門グラサンな三上さんが練習を終えたところ。
またサッカー場に場面が移る。南葛が練習しているところに若林が現れ、
南葛メンバーにロベルト引退のことを告げる。翼をはじめ、驚きとショックの南葛。
みんなロベルトのところ、つまり翼の家に走っていく。ちょうど家に着いた時、
必ず世界一流のサッカー選手に育てるから翼をブラジルに連れていかせてほしい、
とロベルトが翼の両親に嘆願していた。それを聞き、翼たちはさらに驚いた。
ちょうどそんな時に現れた翼たちに大人達も驚く。
どうなるの?とページをめくると、南葛SC(サッカークラブ)の選抜テストの日。
どしぇ〜(ひっくり返る)。
そんな光景を眺めつつ、早くも翼のブラジル行きの件について悩み始める。なぜ今更…。
今さらながら、翼を家族と離してしまう不安に苛まれるロベルト。
しかし、翼は岬とナイスコンビプレイで豪快にシュートを決めて、
南葛SCの一次選抜では30人が選出され、南葛小からは、翼・岬・石崎の3人が選ばれた。
そこからさらに15人に絞られるわけなのだが、ぎりぎり合格の感が否めない石崎のために
南葛小の練習は石崎特訓メニューとなった。
場面が変わり、噂の日向小次郎がついに登場!どうやら練習試合の最中。
ドリブルで進む彼を止めにいく敵ディフェンス。
しかし数人を吹っ飛ばして進む日向。どうやったら人が吹っ飛ぶのか、どう考えても相手を
直に蹴っ飛ばしてるよな!!という気持ちも置いてけぼりに進む日向。 一方、修哲も練習試合中。修哲圧勝の中、ゴール前に上がったボールを若林がキャッチするも 敵ともつれて倒れこんだところで試合終了。その際、相手の足裏で若林の足首を蹴るような形になり、 彼はケガをする。 2巻における石崎もそうなのだが、なんで人の足が思い切り当たったらねんざになるのかよくわからない この状況。さすが、C翼!とでも言っておくか…(-_-;) またもや場面は変わり、夕暮れ。石崎特訓後でも帰宅時はドリブルをチームメイトに強要される。 その途中に南葛一同は若林と会う。石崎をからかう若林だが、痛めた足がうずく。 そんな様子に翼は、どうしたの?と聞くが、なんでもないと答えてしまう若林。 そんな彼らを後ろから「若林源三…(略)…おまえの実力ためさせてもらうぜ」と眺める、日向小次郎。 あれ?さっき試合やってなかった?もう別の日?え、今すぐやらないの?つーことは、お前今夜 どこで寝るんだ?埼玉からわざわざ来てまた帰るのか?それとも野宿か?(爆) そんで「明和FC」ってロゴ入りの帽子あるの?すげー(笑)。 ページをめくると南葛SC初練習。そのグランドの横にあると思われるベンチに日向小次郎が寝転んで いる。やっぱり、野宿したのか!?(爆)城山監督のほかにコーチがもう1人。2人ともadidasのジャージを着ています(笑)。 まずランニングやパス等の基礎練習から始まり、そして二手に分かれて紅白試合に。 練習を通して最終メンバーを選出するらしい。 チームの半分が修哲らしく、修哲vsその他軍団で試合開始。ベンチで大人しくしていた日向も、 「さてこっちも試合開始といくか」 と、起き上がる。試合中、若林が味方に指示を出していると後ろから「おまえが若林か」と 声をかけられる。驚いて後ろを振り返るとゴールポストの上に帽子を目深にかぶった見知らぬ少年が! つーか、ゴールポストによじ登ってる時点で気づけよ若林!「だれだおまえは」という若林 の問いに対し、「明和FC日向小次郎」とだけ答え「勝負だ若林!!」とゴールポストから飛び降りる。 ものすげースピードで走っていったらしく、反対ゴール前にいる来生から早速ボールを奪う。若林が いるゴールに向かってドリブル開始。グランドの誰もが驚く中、岬くんは、 「小次郎!!」 と叫ぶ。修哲メンバーが「キャプテンこれは」と若林を振り返ると「やつの挑戦をうけてやれ!!」と 叫ぶ。さすが、1巻の初っ端から奇天烈な挑戦を受けているだけあって冷静な若林(笑)。 「さすが天才キーパー若林。話がわかるぜ!!」 と、若林に負けず劣らず小学生らしくない発言の日向。話がわかるぜ、なんて言い回しする 小学生は高度なギャグセンスを持った子だけだと思っていたが(笑)。コーチと監督は 突然のことで、止めにも入りません(笑)。このマンガでは大人は無力だ・・・(爆)。 先ほど、せっかくのシュートチャンスなのにボールを奪われた来生が日向に向かうも、肩から体当たり され転ばされる。他の修哲メンバーもタックルをかますがなぜか次々と弾かれ、難なく進む日向。 そんな彼を見て翼は、 「一気にゴールへつきすすむ。なんて直線的なドリブルなんだ」 と驚く。そこに岬くんが、 「そう、翼くんが柔のストライカーなら小次郎は剛のストライカーなんだよ」 と解説してくれる。今見ると、いかにも大人が作ったセリフだな…と思わせる感たっぷりの発言。 ここで、体格も大きいディフェンダーの高杉登場。彼なら当たり負けしないと思われたが、 日向も危機を感じたのか、ボールを蹴り高杉のみぞおちに当てるという最早つっこむ気すらおこさなくなる ことをしでかされる。抗議する井沢と滝に対し、 「ほざけ!おれのサッカーはおまえらのあまちゃんサッカーとはちがうんだ!!」 と吠える。スタイルの問題ではなくスポーツマンとしての問題だということに気づいていない 日向、小学6年生(笑)。そして若林が守るゴールに向かってシュート。皆の期待に反し、 若林は一歩も動くことなくボールはネットに突き刺さった。南葛SCの面々は驚く。 ゴールが決まり、「これが天才キーパーの実力かよ」と高笑いの日向。そんな彼にむかついたのか 挑戦しようとする翼。ところが、「今は翼くんの力をみせないほうがいい!」と岬に止められる。 すると日向が岬に気づき、笑顔で声をかける。互いに岬、小次郎と呼び合う。皆を“くん”づけで 呼ぶ彼が日向に対してだけは名前で呼び捨てなところが気になる(笑)。今年の全国優勝は明和FCだと 宣言し、あばよと去る。あばよ。なんてせりふを言うのは今も昔も柳沢慎吾くらいだよな(笑) 天才と言われた若林からゴールを奪いご機嫌で帰るも、偵察に来たのに翼という存在を日向は 知らずにいることに1人ほくそ笑む岬くん。彼はどうやら頭がいい子のようだ(腹黒いという説もあるが …彼といい長野くんといい私って腹黒い人が好きなのか?(自爆))。 しかし、他のメンバーはショックを隠し切れない様子だった。
その練習後、翼・岬・石崎の3人が帰宅途中に病院から出てくる若林と偶然会う。まさかケガを、
という石崎の問いに対し、 |