戦国アンジェリーク キュン!2012年5月号

夜中だけど、舞をするメル。胸騒ぎがして眠れません。そんなところに突風が吹き、月が暗い雲に隠れてしまう。まさかアンジェリークの身に何かが起きるかもしれないと、メルは予感します。

『炎に包まれる本能寺。アンジェリークとロザリア… 友情の行方は!?』とのくだりがありますが。なんだろう、この期待していいようなわるいような(笑)

レヴィアスの部下、犬童・カーフェイ・頼安(誰!?)によると、毛利が明日の会見前に本能寺で織田当主を討つつもりだとのこと。しかし自分が今率いてる軍勢では不安なロザリア。

そんな彼女にレヴィアスは、手を貸そうと申し出る。たたみかけるように、アリオスが実は毛利の間者だとの情報が。迷う時間はありません。ロザリアはレヴィアスの手を借り、「敵は本能寺にあり」と急いで戻ります。

現在、マルセルは堺のルヴァ宅に。オリヴィエは肥前でいまだ足止めをくらい、ゼフェルは安芸でとらえられたまま。仲間は遠くの地におり、どうなってしまうんでしょうねー(棒読み)。

とりあえず、魔恋の六騎士キャラを全部出さなきゃいけないので(爆)、山田・ゲルハルト・有信桂・ウォルター・忠詮は軍勢より先に行けと命令されます。予定通り先について、本能寺を襲撃!

何事かと目が覚めるアンジェリーク。着替えて外に出ると、アリオスに敵襲だと知らされます。相手は島津。そして、中国地方に向かったはずのロザリアたちも行動を共にしていると聞き、驚くアンジェリーク。

とりあえず逃げようとすると、目の前に男が現れる。彼を見て「あなたは竹生島で…」と言うアンジェリーク。……(確認中)。二人を阻むのは、ユージィン!(爆)ここでしれっと、アリオスの正体をばらすユージィン。

アリオスは剣を抜き、ユージィンに刃を向ける。味方に剣を向けるのかと聞かれ、「俺は森・アリオス・蘭丸だ」と答えるアリオス。とりあえず、アンジェ側っていうことなんですが、どちらの名前に落ち着くのかは定かではないアリオス(爆)。

とか何とかユージィンから逃れて、襲ってくる敵をバッサリなアリオス。そんな様子を見たカーフェイは「味方に手を出すとは」と驚く。そんな彼に「兄上は俺の報告を待つのではなかったのか?」とアリオスはご立腹です。どちらにしても間者なのですが…(笑)。

一方。炎に包まれていく本能寺を見て、アンジェリークの身を案じその中に飛び込もうとするロザリア。しかし、うちの家臣が見つけますよとレヴィアスに止められる。そこに織田の家来がロザリアを見つけて駆け寄ろうとすると、レヴィアスの軍に弓を引かれてしまいます。

そこに毛利の家来を名乗ったジョバンニ登場。ここでロザリアは罠にはめられたことに気づくのですが、本能寺はすっかり炎に包まれてしまっています。膝を落とし涙を流すロザリア。

しかし!炎の中からアリオスに連れられながらアンジェリークが現れます。互いに駆け寄り抱き合うアンジェとロザリア。騙されたとはいえあなたを討つところだった…と涙のロザリア。なんかかわいい(笑)。アンジェリークはそれより怪我はないかと彼女の身を案じます。

へえ、許しちゃうんだ。と軽口を言うジョバンニ。そんなことは関係ないと、「私とロザリアの絆はこんなことで揺らいだりしない!」と言い切るアンジェリーク。そうだよ、昨日の敵は今日の友だよ!並大抵の競争じゃないんだよ、女王の座は(笑)。

てなわけで、アンジェリークとレヴィアスがご対面。ついでにアリオスも久しぶりに兄貴とご対面。お前は東国の情報収集やってたはずだろー、ってところから兄弟のいさかい開始。アリオスは、アンジェリークの中に『光』を見たと、乱れた世を正す光だと兄に説きます。

新たな武家政権を作り世を統一するのは賛同できるが、そんなの他国を侵略する大義名分だろー!とお兄ちゃんは斬りかかってきます(笑)。アリオスは話聞いてくれよーって感じですが、俺は身内でも容赦なく斬る!とレヴィアスは刀を振るうのをやめず、アリオスは腕にけがをします。

戦国の世として正しいレヴィアス(笑)が、さらに斬りかかろうとすると、間に入ってきたのはアンジェリーク。兄弟が戦うのはおかしいと、私に対して不満があるなら、どうしても戦わなくてはならないというなら、私が戦います!とアンジェリークは刀を構えます。

たまーにしか刀を抜かないので忘れがちですが、アンジェリークの腕っぷしは強いです。薩摩の民を思うように日本すべての民のことを考えてほしい、と剣を討ちあいながら説得を試みます。なかなか出来るもんではありません(笑)。

でもここで、ティムカとフランシスが助太刀に入ってきちゃうんだよねー。だめだよ、自分の腕でねじ伏せないとー(笑)。近江と越前の当主が自ら出向いたことに驚くレヴィアス一行。さらに武将ポジションの守護聖様たちが(爆)、こちらに向かっているとのこと。すげー。アンジェに何かあると日本の半分が島津の敵になるということだそうで。

平和を願うアンジェリークにみな心を打たれたと、国を治める立場の者ならわかるはずだとティムカとフランシスはレヴィアスに問う。そして、レヴィアスは!?「…平和を願う…心…」

刀、下ろしちゃったよーー!そしていつものごとく、アンジェリークの「お力を貸していただけませんか」の殺し文句が発動。さっきまで殺る気満々だった島津の家来たちもあっさり「いいんじゃなーい」って感じ。それはいいのですが、本能寺で散って行った人々は一体…(禁句)。

そして、春の醍醐寺。桜の下で盛大な茶会が開かれています。守護聖プラスαの人々が楽しげに、たまに刺々しく(笑)会話をしています。平和です!平和になりましたー!

終了ーーーー!!予想はしていたけど、思っていたよりあっさり終わったーーー!ちなみに、平和になったとはいえ経過が微妙なため、アリオスは島津と織田の架け橋になるため森蘭丸ポジションに落ち着きました。それだけは伝えておこうと思いました(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2012年3月号

お城楽しみだねと言いながら歩いていく子連れの家族とすれ違う狩野セイラン。「城を公開するなんてね…本当におもしろいね、アンジェリークさまは。」と城を見上げてつぶやい…。

安土城、まさかの一般公開!!せっかく素敵なお城ができたし、セイランの絵も見てもらいたいそうです。戦国の世に珍しい行動で、相変わらずつかみはオッケーです(笑)。

前回どこかの刺客に狙われたばかりなので、ロザリアは反対したけどやっぱり公開。尾張の国は、ロザリアでもっています(笑)。それに引き換え、いつか誰も疑わなくて済む世にしないと、と言うアンジェリーク。のんびり屋さんです(笑)。

そういえばルヴァ様と平和になったら全国の武将の方々とお茶会を開ければ、という話になったとロザリアが言うと、俄然やる気になったアンジェリーク。あくまで平和になってからの話ですからねと本当に太字でロザリアはクギを刺す。ツンです(笑)。

そんなやり取りの後、アンジェリークはオリヴィエに未知である西国のことについて教えてもらう。彼の話によると中国地方は毛利家が掌握し若い当主だが力は侮れない。四国は長宗我部が統一しどこを狙うか油断できず。九州は三つ巴状態が続いてるが島津家が優勢。平和にはまだほど遠い感じだそうです。

その夜、アンジェリークは「全国の武将たちを集めてお茶会」開催を起案。まだ平和とは言えないけど、それは自分の領国を平和にするため心を砕いているからで、みんなで顔を合わせてお話すれば平和な時代の訪れが早くなるという考えのアンジェリーク。泣けてくるほど、ふわっふわです(笑)。

まだ同盟を結んでいない国には使者をたてるとのこと。もちろん自分もとアンジェリークが言いかけると、ロザリアが「ツン」どころではなく「激怒」です。ついに説教です(笑)。そんな二人をよそに、オリヴィエ・ゼフェル・マルセルは誰がどこに行くかさっそく決め始める。意外といい感じの安土城です(笑)。

さっそく、薩摩の伊集院・カイン・忠棟が茶会の件をレヴィアスに報告。そこで呼ばれたのは、鎌田・ジョヴァンニ・政近。織田の誘いは偽り、その真意は西国を平らげるつもりだと西国の国々に使者を送れと命じます。それにしても、かつてないほどしっくりこないミドルネームだな。ジョヴァンニ(爆)。

一方、土佐に行ったマルセルや安芸に行ったゼフェルは、各当主に相手にされません。そして、薩摩ではオリヴィエがレヴィアスと対面中。相当なうつけらしいという嫌味ののち、器の大きな方とお見受けするので直接お会いしたいと申し出ます。

他の西国武将に自分から書状と使者を立てるので、一緒に豊後にへ行ってほしいというレヴィアス。使者は、新納・キーファー・忠元。オリヴィエはうまくいったような気がしますが、読者は嫌な予感しかしません。

部屋の真ん中で書状を見つめながらため息をつくアンジェリーク。そこに、フランシス・ティムカ・ルヴァが登場。ため息の訳を問われると、茶会で当主を暗殺するのではと疑われうまくいっていない様子を話すアンジェリーク。でも、島津が協力してくれてるみたい♪とのこと。

そして早速お茶会の場所は、京の醍醐寺はどうかとルヴァ様。アンジェリークは、その茶会に民も入れて大勢の人たちに楽しんでもらって日本中がひとつになるようなお茶会になったらいいなと思っているそうです。そ、壮大だな…(汗)

うまくいっているような気もするけど、妙に足止めを食らうマルセルとオリヴィエ。レヴィアスの思惑通りに事は進み、今度の標的は一番の忠臣であるがゆえに一番の弱点であるロザリア。彼女を鉄砲で狙うのは、種子島・ショナ・時尭。お前、誰やねん!(爆)

ところが、ショナの銃に突然短刀が刺さり狙撃は失敗。阻止したのはアリオス。お礼もそこそこに、アンジェリークはアリオスから西国がどのように民を動かしているか話を聞かせてもらう。そしてなんと、私のお手伝いをしてくださいとまさかのスカウト。まんざらでもないアリオスは、こうして織田家の側近に(笑)。

一方、ロザリア狙撃失敗とアリオスが側近になった報告を受けお気に召さないレヴィアス。しかし次の手をすぐに考え付く優秀なレヴィアスの側近。アンジェリークの側近にはない、回転の速さと戦国の世の正しさです(笑)。

まったく毛利に相手にされないので、自作のからくりに書状をつけて城に飛ばすという荒技をやっていたゼフェル。不審物を投げ込んだ容疑でとらえられてしまいますが、相手は毛利の者と名乗るジョバンニたち。たくらみ顔が非常に板に付いているジョバンニです(笑)。

そしてジョバンニはロザリアにゼフェル引き渡しの取引をもちかける。毛利の当主が織田当主との密会を希望しており、会見当日にロザリアがゼフェルを迎えに来てほしいとのこと。ロザリアはアンジェリークのそばを離れたくないが、それが引き渡しの条件と突きつけられてしまいます。

そして毛利との会見場所は二条城、その前日の宿泊場所は本能寺に手配することをアンジェリークに話すロザリア。お、ここで重要ワードの本能寺が出てきましたよ!

会見前日。毛利との会見がかない嬉しいアンジェリーク。ここで突然よくわからない展開。よく休んでねと言われたアリオスは、俺はいいと答えます。それはいいです。

アンジェリークの両肩に手を置き、「おまえのことは俺が必ず守る」と言います。近いです(笑)。「俺は…おまえの護衛だから……」と言ってその場を去るのですが。どうした?告白でもしようとしたのか?(笑)

ゼフェルの引き渡し場所は一体どこなのか?夜中に行軍中のロザリアさんです。そんな彼女たちの前に突然現れたのは、レヴィアス。なぜこんなところに、問われると「あなたの力になりに来たのですよ」と悪い顔で答えるレヴィアス。

満月が天の一番高いところに差し掛かる時間です。アンジェリークはぐっすり眠っています。そして、どんな話を聞かされたのでしょう?青ざめたロザリアが、「敵は本能寺にありっ!!」と身を翻したところで次回へ続く。ちなみに、このロザリアかっこいいです(笑)。




戦国アンジェリーク キュン!2012年1月号

尾張の清州城。ロザリアがルヴァにお茶を点てています。無事に浅井・朝倉と同盟を結ぶこともできて、両家のおかげで安土での築城がずいぶん進んだそうな。そして、仕上げには狩野・セイラン・永徳に絵を描いてもらうそうです。さりげない前振りです(笑)。

ルヴァがふと外を見て、今日は穏やかでとてもいい日だなぁと思い、世の中が穏やかなのはアンジェリーク様のおかげですねとロザリアに言うと。「はねっかえりな分私たちは苦労してますけど」と言います。頬を染めて。なぜかツンデレ(本人不在時)なロザリア。なんじゃこれ(笑)。

とは言っても、京より西の国々とはまだ落ち着いていません。まだまだ道のりは長いようですが、いつか平和が成ったら全国の武将たちとお茶会を開きましょうとルヴァはロザリアを励ます。ルヴァ様いい人です。でも、紅茶となんか皿が2~3枚が上下にセットされてスコーンやらサンドイッチが乗っているのが並ぶようなお茶会しか思い浮かべられません(爆)。

そしてアンジェリークは、ゼフェルとマルセルを連れて安土城下を歩く。道行く人も商人も笑顔でにぎわう街の中で、バラの花バックでクールに歩く男が1人。売り子に声を掛けられてもそっけない。

その男がなんだか気になるアンジェリーク。ゼフェルもその男に気づき、雰囲気からどこかの国の間者かと疑う。それに驚きの声をあげてしまったマルセルの声に気づきその男は振り返るが、さほど気にする様子もなくどんどん歩いていった。今回は伏線を張っただけですが、この男のポジションがいったい何なのか楽しみです(爆)。

御一行はセイランが絵を描いているところを見るため安土城に向かっているようです。ところが、オリヴィエが現れ、セイランがいなくなってしまったとご立腹。依頼してもなかなかやらず、やっと絵を描く気になった矢先のこと。どんだけ気まぐれキャラなのか?あんなヤツに頼むからだぜ、とゼフェルが毒づいていると後ろから突然セイランが。

ティムカも一緒で、たまたまセイランに会ったようです。ティムカはフランシスもティムカの絵をひいきにしているので会ってほしいと頼みます。フランシスも安土城に来ているようです。

そこでセイランは、「新しい出会いが新しい風を呼び込むか…。その風に身を委ねてみるのも悪くないかもね。」とご納得。さすが、森と泉に囲まれた人は言うことが違います(笑)。その言葉に同意し、様々な出会いを通して自分も成長できたと言うアンジェリークにティムカは目を細める。こちらも何かを納得した感じ。

ティムカはここで別れ、一行は安土城・天守閣に。アンジェリークは琵琶湖の大きさに感激し、フランシスはこの湖が自国に様々な恩恵を与えてくれると話します。一方セイランはなかなか絵に着手せず、気まぐれな彼にいらつくオリヴィエと口論になります。「僕の想像の翼をもぎ取るような真似はよしてくれないか」がツボでした(爆)。

そんなセイランにフランシスは琵琶湖にある竹生島へ行かないかと誘います。アンジェリークも連れだって3人で船に乗ります。その様子をうかがう男が1人います。そしてその男をさらに伺う者が1人。先ほど城下町で見かけたクールガイです。戦国で「ガイ」はないだろうと思うでしょうが、そこはそこ(爆)。

フランシスはレディファーストぶって(爆)ちょいちょいアンジェリークの手を取りながら、2人に島を案内します。島の高台から見る琵琶湖の景色は、天守閣から見るのとはまた違う光景のようで、セイランもアンジェリークも楽しんでおります。

そんな心和やかにしていたところ、フランシスは背後に殺気を感じ、とっさにアンジェリークをかばいます。寸でのところで飛んできたクナイを避けることが出来ました。すると先ほどこちらの様子をうかがっていた男が現れ刀を抜きます。

フランシスが応戦しようとすると、前をさえぎる影が現れます。今度はあのクールガイが現れ、攻撃を仕掛けてきた男の刀を自分の刀で受け止めます。これ以上はダメだと思ったのか、男は逃げ去って行きました。離れていたアンジェリークとセイランが駆け寄ります。

フランシスはクールガイに礼を言い、アンジェリークに自分の領内でこんなことが起きたことを詫びます。続けてフランシスがクールガイに自己紹介すると、返ってきた言葉はこれ。

「俺は…森・アリオス・蘭丸。ただの浪人だ」

お前のポジション、そこーーーー!!!マジでかっ!?そんなポジション空いてるけど、お前そこーーー!?びっくりだよ。そんな読者をよそにアンジェリークも自己紹介。お礼に夕食をと誘いますが、先を急いで越前に向かうとアリオスは立ち去ろうとします。

しかし、先ほどからアリオスに警戒心を解かないフランシスが声をかけます。貴方ほどの方なら先ほどの刺客を仕留められたのでは?と言いますが、買いかぶり過ぎだとクールに答えて去っていきます。

一方セイランは、刺客に不思議な旅人とアンジェリーク様は本当に見てて飽きないな、と一連の出来事になにか刺激を受けたようで(どこに?なぜ?)、安土城に戻ると早速絵を描き始めました。

沈んだ顔で外を眺めるアンジェリークのところにオリヴィエ登場。刺客が現れたということは将軍のように自分の「天下布武」を快く思っていないものがいると察するアンジェリーク。でも直接お話し出来たらきっとわかってもらえると思うの、と毎回それだな!(笑)

そんな読者をよそに(爆)、オリヴィエはその機会を必ず作ってあげる、そして私たちがあんたを守るから大丈夫だと励まします。ありがとうと笑顔になるアンジェリーク。この笑顔にホント弱いんだよねぇとオリヴィエ。なんていうか、お母さんを通り越しておばあちゃんです(爆)。

そして夜も更け、月が出ている時間でも歩き続けるアリオス。彼の後をつけてきた者がいるようです。その存在に気づき、刀を突き付けるアリオス。その男は先ほどの刺客。なぜ後をつけてくるのか尋ねると、その刺客は先ほど助けてもらった礼を言おうと思ってなどと言う。

その刺客はアリオスに、ただの旅の浪人と名乗ったが私の目はごまかせませんよと続ける。そしてアリオスに向かってこう言う。島津・アリオス・義弘様。えーーーっ!さっきのは違うんかい!

その刺客は、やはり兄の差し金だと察するアリオス。そして刺客は川上・ユージィン・忠堅と名乗り、アリオスの兄の忠実なるしもべだと付け加える。そして薩摩国では織田に対し、西は決して思うようにはさせんと呟く男がいます。その男は、島津・レヴィアス・義久

ていうか、お前ら誰やねん!!と叫びつつ、アリオスがかつての錦●亮状態で、どっちの名前に落ち着くんだろう?と疑問に思ったところで次号へ続く(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年11月号

10月末に第2巻が発売されたこのマンガ。なぜアンジェリークで戦国か?本っっ当に謎!しかし、毎度のことながらそんな疑問をよそに連載は続いてますよ(笑)。

自分の城に戻った浅井フランシス。織田を退けることに成功したものの、織田の装備が十分ではなかったことが気にかかる。この戦いは本当に正しいものなのか疑問がよぎるフランシス。読者としては、家紋があしらわれたスカーフの方が気になります(笑)。

また、朝倉ティムカも織田の十分とはいえない戦支度や、ゼフェルの「これは演習なんかじゃねー!」という言葉が引っかかる。本当に演習だったのでは?と疑問に思っております。読者としては、なぜ滝に打たれながらなのかが気になります(笑)。

ルヴァのところに避難していたアンジェリークは、チャーリーから今回のことが将軍の陰謀であったことを聞かされます。掲げた「天下布武」が現幕府には何の力もないと受け取れてしまうことも指摘され、そんなつもりじゃないのにとか、自分の考えで無用な争いが生まれてしまったとか、かなりショックを受けるアンジェリーク。

そしてやっぱり、「将軍様にお会いできないかしら…」と会って話せば分かってもらえると言い出すアンジェリーク。もはや失笑のこの展開(爆)。しかし今回はそれどころではなく、将軍はこのまま尾張に侵攻しろと浅井・朝倉に命じたということでした。

流石にアンジェリークも、急いで尾張に戻らなければならないと分かりました(笑)。ここでマルセルは三河に戻り兵を整えると言います。三河が今川に攻められたときに織田軍が動いていくれた恩義に報いる時だと決意しましたよー。しかし戻るには浅井の領地を通らなければなりませんが、チャーリーには良い考えがあるとのこと。

一方、まだ行方知れずと噂されるアンジェリークをとても心配するメルたち。そこに突然チャーリーがアンジェリークとマルセルを連れて登場。メルはアンジェリークが無事であったことに泣いて喜びます、マジで。なぜ彼らのところに現れたかと言うと、アンジェリークは阿国一座に紛れて尾張に、マルセルは行商人に化けてチャーリーと三河に向かうためです。

そして何の問題もなく(!?)尾張に戻れたアンジェリーク(笑)。彼女が無事に帰還し、ロザリアがとても喜んでいます。明智ポジションのせいか、そんなロザリアを見るとホッとします(笑)。ゼフェルも笑顔で迎えてくれましたが、頭に包帯が。なので、ゼフェルかと問われると、わからないと答えてしまいそうです(爆)。

オリヴィエも無事で今は偵察中。出陣の準備も整い、あとは大将の声一つです。が。「本当に戦わなくちゃいけないのかしら…」とアンジェリーク。ここでロザリアが「今は民を守ることだけを考えて」と言ってくれたおかげで、アンジェリークは出陣の決意。こんな調子じゃ、本能寺前にロザリアが謀反起こしちゃうよ(笑)。

将軍様は織田が出陣したことを聞き、朝倉・浅井軍の方が数も有利なことから早速勝った気分でいますが、どうなるか。近江国・姉川で織田と朝倉・浅井が対峙。それでもやっぱり、ティムカとフランシスを説得できないかと考えてしまうアンジェリーク。そんな彼女に気づいて、気持ちは分かるが今は戦に集中してとロザリアが諭します。そりゃあ、ロザリアついてきちゃうよね(笑)。

とかなんとか、戦が始まります。でも、しばらく経つと「やっぱり!」と駆け出していくアンジェリーク。なぜかフランシスを探します。彼女の姿を見かけ、心の隅にあった「織田を討つ戦の意味」を確かめるべくフランシスは近づいていく。

一応ここは戦場なので、ガチで剣を交わします。「あなたは…。浅井家のフランシス様ですね!?」「その通りですよ。レディ!」戦国の世でも「レディ」は使うフランシス。でも鍔迫り合い。なんかバランス悪いな(笑)。

鍔迫り合いを続けながら、「天下布武」は織田の野心の表れではないかと問うフランシス。それは日本を平和にする為の決意だと答えるアンジェリーク。まさに押し問答(爆)。

しかし、この均衡を破ったのはアンジェリーク。うっすら涙を浮かべながら「誰かがやらなければ、ずっとこのまま変わりません!」とフランシスの刀を弾き返す。すっかり忘れてましたが、アンジェリークの腕っぷしは強いです(笑)。

そして「ああ…レディ。あなたは…」となるフランシス。アンジェリークのひたむきな決意に心をうたれたのか、腕っぷしの強さにも併せてときめいたのか若干判断に迷います

そこにティムカが駆けつけますが、マルセルも多くの兵を率いて登場し織田軍が優勢。ここでアンジェリークが二人に、将軍から織田を討つ命を受けたこと、それが本意ではないことを尋ねます。フランシスはずっと「天下布武」の旗を見ています。なぜかゼフェルの(笑)。鍔迫り合いをしていた時に「あの」と指した旗もゼフェルの旗。ゼフェルの出番をここでカバーしようという意図が透けて見えます(爆)。

話を戻して。フランシスはアンジェリークに「あなたが将軍に代わり天下を平和に導くというのですか?」と問います。アンジェリークは自分一人ではなく「平和はみんなの力で手にするものだと思いませんか?」と説いていくのですが。その様子を見てティムカは「なんてまぶしい…」と心を動かされます。こうして織田様は朝倉・浅井の懐柔に成功します(爆)。

織田が負けることを信じ切って宴会をしている将軍のところに、お約束通り現れるアンジェリーク御一行。さらにフランシスとティムカも「私たちを欺いて」と現れ、ん?ああ、演習だったのに進軍してきたと嘘ついたんだっけ。すっかり忘れてました(爆)。将軍はその場を逃げ出し、アンジェリークはフランシスとティムカの手を取り、一緒に民が笑って暮らせる国をつくりましょうと一件落着。

場面が変わり、将軍が京から出ていったって?と誰かがチャーリーに話しかけます。これから世の中がよい方に変わっていくとチャーリーは答え、アンジェリーク様は本当にすごい方だと続けます。

「ちょっと目を話した間にまた新しい驚きを見せてくれた…」と言い出すからには、新たに出てきた人物はアンジェリークと面識があるようです。

「久しぶりに会いたくなったね。彼女に。」とおっしゃるのは、狩野・セイラン・永徳。絵筆を持って、ボク、イケメーーン!てな感じで終わって次号へ続く(狩野違い)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年9月号

たまたま寄った本屋のマンガ雑誌のコーナーで売られていたのを見かけて驚く。あれ、発売日だったけ?なんとなく覚えているのに、今回はいつもより少し発売日が早かったみたいです。なんとなくがいけないんですね、コレ(爆)。てなわけで、今回もはじまるよ!

おっと、今回はいきなり合戦のシーンから始まっています。男前に指示を出すアンジェリークと、それに従うマルセル。それを見てこっちも負けてられないと動き出すオリヴィエとゼフェル。マルセルがなんか敵に一撃決めたのを見ると、ゼフェルは対抗心からか何かを発動させます。

それはゼフェルが改良に改良を重ねたカラクリ武者。好調に敵をはねのけていきますが、まあ、途中でゼフェルに向かってきて爆発するっつーオチになりました。せっかくの合戦も平和なオチになりました(笑)。

その後、軽い傷だが、アンジェリークはロザリアに手当をしてもらう。手当てが終わるとロザリアは、「模擬演習はいつから遊びの時間になったのかしらねぇ?」と恐いです。マルセルとゼフェルがぴしゃっと怒られます!今回もツンスタートです(笑)。

他国に織田家の精強さを見せつけ侵略をためらわせることが目的の模擬演習。今はまだ平和とはいえないこの状況で、油断すればつけこまれるのだと諭すロザリア。ありがとう、ロザリア(笑)。仲良くなった武将はいれど、まだまだ争乱の種は尽きないとオリヴィエ。近隣の越前・朝倉家と近江・浅井家と同盟を結べれば安心なのだけれど、という状況の織田家です。

さあ、前回の伏線から続く状況説明は終わりました(爆)。越前国では、家臣が織田の演習が将軍家をないがしろにするものだと意見してます。どうやらこっちは打倒・織田の空気が流れているようですが、当主のティムカは迷いがあるようです。一方、近江国のフランシスも同じ件で思案中。こっちの家臣も織田の演習に不安を感じているようです。

一方、京の二条城では将軍が朝倉・浅井の動向を静観中。両家がなかなか動く気配がないので、将軍が何かを仕掛けるようです。ちなみに。将軍・足利義昭公は特に守護聖とかじゃなく、普通に戦国時代のおじさんです(爆)。

後日、織田家に将軍から朝倉家と合同演習をしろとの書状が届く。朝倉家に近づくいい機会と考え、アンジェリークたちは了承します。しかし一方、朝倉家には将軍から織田家が攻めてくるとの知らせが届きます。ティムカは苦渋に満ちた顔で挙兵することを決断。

その知らせを受けた将軍は、名門の朝倉が将軍の要請に従い武力で織田を抑えれば、自分まだまだ将軍だから☆と諸大名にアピールできると高笑いです。自分で書いといてなんだけど、なんか軽いな(爆)。

そんなことはつゆ知らず、アンジェリークたちは越前の金ヶ崎城へ向かっています。ここで朝倉家当主は当代一の文化人としても有名で内政手腕にも優れていること、浅井は琵琶湖の水運を利用して国を豊かにしていることのレクチャーが入り、アンジェリークはティムカに会うことを楽しみにし、フランシスとも会ってみたいと思います。

そんな彼女の様子を見ながら勉強になれば…と考えていたが、突然何かに気づきアンジェリークを止めるオリヴィエ。すると矢が放たれ、アンジェリークたちは突然囲まれてしまいます。そこにティムカが現れるが、刀を抜こうとする彼に気づきゼフェルは、これは演習ではないと叫ぶ。

驚くアンジェリークだが、将軍の命により幕府に仇なす織田を討つと攻撃開始。演習だと思っていたアンジェリークは、もちろん青ざめます。このままでは一方的にやられるって事態ですが。

「ティムカ様と直接お話できないかしら」

いつもの調子です。もちろんゼフェルに何言ってるんだと言われますよ。そこに今度は朝倉の盟友・浅井軍も加勢してきました。大ピンチ。ティムカもフランシスも今回のことは気乗りしてないようですが、これが平和につながるならと戦いを決めたという様子を見せます。戦いの場なので、当主同士がほんの刹那に交わしたアイコンタクトという程度です。普通合戦中なら誰も気づかないことです。

が。「おふたりは本当に戦いを望んでいるの?」とアンジェリーク。おいおい、こんな状況で大将なら自軍の心配してくれよ。相変わらず戦国からずれているアンジェリーク。まったく、どうかしてるぜっ!(爆)

結局。ここは引くしかない状況で、オリヴィエとゼフェルが敵をひきつけている間にマルセルとアンジェリークは京へ逃げていくことに。夜、ルヴァは物音に気づき外に出てみると、そこには疲弊しきったアンジェリークとマルセルの姿があったのでした。

これまでが戦国らしからぬ展開だったので、ちょっとそれらしくなるのかな?(やっぱりならねーんじゃね?)と思ったところで次号へ続く(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年7月号

「なぜアンジェリークで戦国か?」そんな疑問は風化してしまったらしく、すっかり定着してしまったこのマンガ。決して風化させるものか!と思いつつも、負けそうな気がしながら今回もはじまりはじまり~(爆)

尾張国。街中が市でにぎわっています。その中を楽しそうに歩くアンジェリークとゼフェルとマルセル。そこに「今日はお忍び?」とオリヴィエも登場です。

今はとてもにぎわいを見せていますが、以前は違ったご様子。アンジェリークは「これもレオナード様のおかげね」と言います。そして、「楽市・楽座。ふふ、いいことおしえてもらっちゃったわよね」と続きます。あれ?

ここで回想シーン。楽市・楽座について、レオナードがアンジェリークに教授中。ウィキペディアを見ると、今川氏も楽市・楽座やっていたらしいですよ。同盟結んだだけで済んだ借りを返した感じですかね。困ったことがあったら俺様が助けてやると、結局レオナードも戦国らしからぬ人になってしまいました(爆)。

そんなこんなで街に活気あふれ、レオナードに改めて礼を言わなければとアンジェリークが思ったところに、何やら楽しげな音楽が。音が流れてくる方へ向かうと…。言葉にするのは難しいのですが、なんかちょっと変な踊りが(爆)。

気を取り直してページをめくると、「出雲阿国一座、尾張国にお目見えだよ!」と前回最後に登場したメルが自己紹介。あれが傾奇踊りで有名な…と周りが口にしているので、全国的に知られているようです。

みんなも踊ろうというメルの呼びかけに、真っ先にのっかるアンジェリーク。何故かくねっくねっ踊るアンジェリーク。そんな彼女に若干引いてるマルセルとゼフェル(笑)。しかしマルセルはオリヴィエに強引に踊りの輪の中に入れらせてしまい、ゼフェルはアンジェリークの誘いに恥ずかしいと拒否。少年だな(笑)。

楽しいのに~、とアンジェリークが残念そうな顔をしていると、突然手を取られ「そんな顔をしないで」と言われます。メルです。アンジェリークが楽しそうに踊っていたので、舞台の上に誘いにきたのでした。素直に舞台に上がり、そこでも楽しそうに踊っているアンジェリークの姿にメルはなんだか嬉しそう。

その後、だんご屋で一服しているアンジェリークご一行。そこにメル達が通りかかり、一緒に茶をしばくことに。メルは全国に踊りの楽しさを広めるのが目標で、神事を司ってきた一座は不安な世の中を少しでも明るくしようと踊りを披露しているそうな。

色々な国をまわってきたが尾張国は本当にいい国で、きっと当主のアンジェリーク様のおかげなんだろうと言うメル。その言葉に密かに喜ぶアンジェリーク。ふいにオリヴィエが神事を司るということは占いもするのかと尋ねると、メルは踊りと同じくらい得意だと答えます。

すると占ってもらいませんか、アンジェリーク様と口を滑らすマルセル。うっかりです(笑)。そして、あなたがアンジェリーク様なの!?と大声で言ってしまうメル。うっかりです(笑)。

というわけで、場を改めて占ってもらうアンジェリーク。メルは、人々が幸せそうに穏やかな日々の風景が水晶の中に見え、その中心にはアンジェリークの姿があると言います。それはいいのですが、そのアンジェリークの絵には天使の翼が…。うーん、織田なのに…と思うがそこはそこ!(笑)

じゃあこれから平和な世の中が訪れるのね、と喜ぶアンジェリーク。マルセルとオリヴィエはよかったねと盛り上がりますが、占いなんて不確かなもの信じてどーすんだよと言っちまうゼフェル。水を差すこと言わなくてもとか、そんなんだと女の子にモテないよとか言われてしまいます。少年ですな(笑)。

アンジェリークはメルに踊りと占いのおかげで元気が出たと、占いの通りになるよう頑張るとお礼を言います。そして、そのことを城でロザリアに伝えると、お忍びで出かけたことで怒られるアンジェリーク。ロザリア、今回もツンです(笑)。「怒られてやんの」と言ったゼフェルもついでに怒られました。

一方、メルが占いに使う水晶をふいにのぞくと異変が現れます。明るい未来が暗雲に閉ざされていた…。この雲をうち払わない限り平和が訪れないことなのだろうか?アンジェリーク様ならきっと大丈夫だろうけど…と思いつつも、彼女の武運を祈らずにはいられませんでした。

所変わって、越前国は一乗谷城。城主の元には何やら書状が届いた様子。そして、近江国・小谷城にも同じ書状が届いたようです。それは将軍・足利義昭からで、織田を討つべく挙兵せよとのお達しでした。

その内容に苦い表情を浮かべているのは、朝倉・ティムカ・義景浅井・フランシス・長政。えー、この二人武将なのー!?とビミョーじゃね?と思ったところで次号へ続く(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年5月号

「なぜアンジェリークで戦国なのか?」の疑問は、いまだにまっったく解明されていない状態だが、もはやそんなことを気にしているのは私だけなのか?アンジェリークが向かう先にはいったい何が待ち受けているのか?そんな疑問と共に今回も休むことなく始まるよ!

桶狭間。雨脚が弱まってきたので出立するのか伺いを立てる家臣に、そうあわてることはないと余裕しゃくしゃくのレオナード。しかしそこに、織田軍が奇襲してきたとの知らせ。でも、なかなかやるじゃねえかとまだまだ余裕のレオナード。

奇襲をかけた織田の数は二千。しかし二万五千の今川軍は余裕も余裕で笑ってます。「織田のコムスメを捕まえてこい!」と進撃の命令を出すレオナードはヒール役がどハマりで、アンジェが彼をどう潰すんだろう、とワクワクします(笑)。

織田軍の先陣を切っているのはオリヴィエとヴィクトール。ヴィクトールに至っては名乗りを上げ、かかってこいやぁと勇ましい。伊達の家臣がいることに驚くも、その向こうにいる大将を見据えてかかってくる今川軍。ここまでは、まあ普通なんですが。

なんか、オリヴィエとヴィクトールが四文字熟語みたいな技を繰り出していて(でもどんな効果があるかは触れられていない)、一般兵相手にそれはかわいそうだ(笑)。そんなこんなでレオナードの元には、織田軍が今川軍を突破していることが伝えられる。

数では圧倒しているはずなのに圧倒され、さらにオリヴィエや奥州のヴィクトールが加勢していることを知り動揺する今川の家臣たち。しかし、レオナードの一喝と、これぐらい反撃されないとおもしろくないという余裕な態度に、家臣たちは落ち着きを取り戻す。ん?この伝令係、変装したユーイですよ?

それはさておき、どこまでも憎らしい態度のレオナード。予備兵力もすべて投入された今川軍に、少々手こずり始めるオリヴィエとヴィクトール。ふと隙をつかれて、今川の兵2人がアンジェリークめがけて突進。たいへん、アンジェリークが危なーい!!

さて…、そろそろ織田のコムスメを捕らえたという報告があってもよさそうだとレオナードは余裕のまま。すると突然陣の外が騒がしくなる。騒ぎの方を見ると、陣幕が切られてそこに現れたのはアンジェリーク!名乗りを上げ、「あなたは今川・レオナード・義元ですね。」

ぐぼぁっ!いや、その人守護聖じゃないから!敵だから!!そんなツッコミは放置され、アンジェリークと思われた人物に突進した兵士はカティスに斬り伏せられる。そろそろいいんじゃね?ってことで正体を明かすと、なんとマルセルでしたよ。

影武者だ!と慌て始める今川軍。そしてまたなんか技っつーか術っつーか、緑の草が今川軍の人たちをグルグル巻きにしてるよ。あとはアンジェの勝鬨待ちだってー。なに、これ!?

そしてユーイについては、あちらにアンジェがいることを強調するためにわざわざオリヴィエ達のことを報告したんだー、ってことが読者に伝わりづらい感じです(爆)。

ともかく。奇襲は成功したものの、ゼフェルやオスカー、ユーイが織田軍と共にいても、ひるむことなくやる気満々のレオナード。アンジェリークに刃を向けて、やっぱり戦闘開始。刃を交えながらも「聞いてください、レオナード様」と説得を試みるアンジェリーク。

おいおい、レオナードは乙女ゲーなのに保釈金払わせるようなヤツなんだぜ?それに、信長なんだから「嵐にしやがれぃ!」(笑)くらい言えるキャラじゃないとさぁ、間に合わないよ?ほら、レオナードに切られそうになってるじゃん!

どっこい、その危機から彼女を救うのは伊達男・オスカー!伊達家の頭領だからね(爆)。つーか、助太刀ありかよ!だめだよ、自分の腕でねじ伏せないと!!(笑)

互いに四文字熟語な技を繰り広げるのですが、そうこうしてるところになんと武田と上杉が攻め込んできたよ!敵に囲まれてしまい、今川軍はグズグズ(笑)になるのであった。

援軍要請を出していないのに動いてくれた上杉と武田。尾張ではアンジェリークを心配するロザリアの姿が。その横でリュミエールが大丈夫と、雨が止み日が昇っているのは勝利の吉兆だと告げる。アンジェリークはこの国を照らす光そのものだからだそうです。大きく出ました(笑)。

すっかり強敵に囲まれてしまい、煮るなり焼くなり好きにしろとレオナードは降参。しかしそこはアンジェリーク、レオナードにこの戦を仕掛けた理由を尋ねる。

領地の駿河と遠江は豊かな国だが、その為侵略されることも多く常に警戒しなければならないのでいい加減うんざりだそうな。弱い国と思われているから攻め込まれるので、上洛し今川の強さを示すために戦をしたと言うレオナード。

理屈は分かるとか、でも戦をするなんてとか、意見は色々ですが。アンジェリークは、「私たちにレオナード様の力を貸してください」と手をとる。手をとられたレオナードと読者はびっくり。

アンジェリークによると、レオナードは国や民のことを思う立派なお方だと。私たちと力を合わせれば日本を平和にすることができると仲間に勧誘し始める。レオナードの首をとったところで駿河や遠江の民は心から織田に従うことはないだろうとも説明。

とかなんとかで、結局仲間になるレオナード。期待通りにはなりませんでした(爆)。そして助太刀に来たジュリアスは、そんなアンジェリークを見守るのがますます楽しみになったとか。一方クラヴィスは面倒なことをしたものだと呟くも、役に立てて嬉しそうですよとエルンストに言われる。え、なに。ツンデレなの?本人目の前にいないけど!(笑)

その後、茶室でルヴァに報告するチャーリー。そのうちみんなと茶会を開きたいですねぇと平和に盛り上がってます。京の町でも、攻めてきた今川の当主を許し同盟を結んだアンジェリークのことはもちろん話題になっている。

町の人たちがそのことを話していると、市女笠の旅人が尾張の当主はどんな人か質問してくる。噂だと、光り輝くようなお方、エライべっぴんはん、でもじっとしてられないじゃじゃ馬、などとほぼ正解のことを教えてもらえた。

そんな当主がいるからか尾張に興味を持つ市女笠の人物。「どんな国か行ってみたいな」と天を仰ぐのは、出雲・メル・阿国。また武将じゃねぇーーー!と盛大に吹いたところで次号へ続く(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年3月号

とか何とか言っている割に、コミック1巻が2月28日発売の戦国アンジェリーク。馴染んだのか興味がないのかどちらかわかりませんが(爆)、落ち着いて連載されています。

堺の港で荷づくりも終わり船を出そうとするオスカーとヴィクトールとユーイ。ユーイやオスカーがアンジェリークにラブラブ光線、特にオスカーにおいては古来の言い方をすると「色目」(爆)を使っているのが、どうもイラッとして仕方ないゼフェル。

そしてオスカー達が奥州へ帰っていったその時。マルセルの家臣、服部・カティス・半蔵が現れる。んだけど…、誰?ウィキで調べてみると、マルセルの先代である守護者とある。おいーっ、先代を家臣にしちゃいかんよ!

なんと今川が出陣し、徳川の領地が陥落した上に尾張にも進軍しようとしているとのこと。ふらふらしているからこうなるんだぜ?と御輿に担がれながら不敵に笑うレオナード。ここでは極悪人な感じになってますが、やっと「戦国の世で正しい人」が出てきました(笑)。

尾張ではロザリアが部下たちに指示を出しています。たいへん男前です。そこへオリヴィエが登場。やはり一人では不安なロザリアですが、オリヴィエがそっと励ますと再びキリリッと部下たちに集合をかけるのでした。こちらも戦国に馴染んでいます(笑)。

一方、ルヴァの茶室で。この乱世では心優しい少女でも戦は避けられないのかとルヴァが、主が与えた試練なのかとリュミエールが、尾張に戻ったアンジェリークを心配してやみません。茶を点てながらだけど(爆)。

三河の様子を見てきたマルセルが加わり、軍議に入るアンジェリークたち。戦力差は十倍以上の劣勢。ゼフェルは信濃にいるランディとエルンストに援軍要請をする案を出すが、大将のアンジェリークが却下。彼らは信濃の復興のためにいるのに、織田の戦の為に呼ぶことはできないとのこと。

と、ここまでは普通なのですが。レオナードに「なんとか思いとどまってもらえるようお話できないかしら?」とビックリ発言をかますアンジェリーク!相変わらず、戦国の世を何だと思っていらっしゃるのか信長様(笑)。とここで、徳川からの講和の使者が何度も追い返されている情報が。

ついに戦?と期待したら、なんとオスカー・リュミエール・ヴィクトール・ユーイが登場!よその国のことに口出すのは礼儀違反だが、お嬢ちゃんが困っているなら別腹のようです(爆)。リュミエールも西洋の知識が役立てればと参上。

また、ルヴァは気持ちの落ち着く効能を持った茶をリュミエールに託し、チャーリーも武器・食料を届けてくれるし、すげーなオイッ!こんなにも自分を心配してくれる人がおり、民を守れるのは領主の自分だけ。と、やっとアンジェリークは覚悟を決める。

そこで雨の気配を感じたリュミエールが、こんな天候だから取れる策があると言い出す。守護聖本来の力を発揮できる予感です(笑)。

そしてお約束通り、桶狭間で雨に降られ足止めを食らう今川・レオナード・義元。アンジェリークを「織田のコムスメ」呼ばわりで、雨でうろたえてるだろうとか、コムスメに俺様の勢いは止められねぇとか、かなり見くびっている様子。そして上洛の前祝いと酒盛りが始まる今川軍。

ユーイはそんな様子をアンジェリークに報告。それを聞いたアンジェリークは全軍に熱田神宮に集結するよう指示を出した。さあ、どうするのか?そこでアンジェリークは戦勝祈願の舞を…、舞を?それはいいけど、鼓を持ってるのが何故かオスカーとヴィクトールなんだけど…?

そんな微妙な疑問をよそに、幸若舞・敦盛が始まります。人間五十年~、の間に出陣の準備が整いました…。それにしても、太鼓持ちがなぜオスカーなのかチョー気になる(爆)。

そしてアンジェリークたちは桶狭間へ出陣。「天下布武か…その心意気みせてもらうぜ、お嬢ちゃん」と筆頭オスカーが後に続く。なんとしても今川のレオナード様を止めてみせる!とアンジェリークが敵なのに「様」呼びしたところで次号へ続く(笑)。




戦国アンジェリーク キュン!2011年1月号

今回も雑誌の表紙を飾り、絶好調です。ソーシャルゲームにも進出するアンジェリーク。どこへ向かっているのかもはや製作側も分からなくなっているような気がするけど、今回も張り切っていってみよー(爆)。

アンジェリーク御一行が京の町を歩いていると、立札の周りに人だかりが。手配中の石川五右衛門の似顔絵が描かれてあったのですが、その顔は前日出会った眼帯の男!ぶふーっ!!どうしよう。カッコ悪!!(笑)

と、そこにチャーリーが登場。うっかり商売の話になりそうですが、アンジェリークを探していたとのこと。連れていかれた先には、あの眼帯の男・オスカー、ビクトールとリュミエールがいました。アンジェとオスカーは、お互いがあの家の頭領!?という感じ。怪盗と間違えられているので、本当に伊達の頭領か?とオスカーがゼフェルにツッコまれる始末ですよ。

とまあ、困っているのでアンジェリークにお助けいただこうってことだそうです。まず了承の意を伝えるものですが、五右衛門が好きで盗みをしているとは思えない、という言葉が先に出てくるアンジェリーク。何かいい考えあるそうです。しかし、オスカーよりも五右衛門のためっていう感じ。オスカーの立場、無ぇ~~(笑)。

それから数日すると、ルヴァが持つ茶碗が逸品であるが、たくさんの罠が仕掛けてあるのでさすがの石川五右衛門も手が出せないだろうという噂が町中に広がります。茶碗には船十隻分の価値があるなど尾ひれがついて、やがて石川・ユーイ・五右衛門の耳にもその噂が届きます。

お約束通り、ルヴァの屋敷に忍び込むユーイ。ものすごい数の罠を軽やかにすり抜け、茶碗がある部屋に辿りつく。って、茶碗が置いてある所に『船十隻』って書いてある掛け軸が掛かってるよ!ヒドイ!!(笑)

そしてユーイは茶碗を手にしようと近づいたその時、なんと床が!えーー、落とし穴---!!落ちた先には、大きな壺。なに、それ!?すると「この間の借り、返しにきてやったぞ」と、オスカー登場。ホント、なにそれ!(笑)

そして一同ユーイの話を聞くと。彼が生まれた漁村は貧しいところだが平和なところ。しかし統治していた三好家が周辺国と戦をしてから荒れ果ててしまう。そんな故郷をなんとかするために盗みを始めたとこのこと。

そういうことなら奉行所へ突き出すのは勘弁したいが、オスカーが五右衛門に間違えられたまま。かといって外国逃亡だと、故郷はどうなるってーところでリュミエールが一つ提案するのですが…。

・河原で石川五右衛門の処刑だー
・例のでかいツボの中に水と眼帯をつけたユーイ
・火がつけられた―
・熱がるユーイ
・「かわいそう。もうみてられない」と泣き出す一般市民に変装したアンジェ達
・つられて「やめろー」と言い出す純然たる一般市民
・「俺の死に様とくとみやがれ!」と、突然壺が爆破!
・爆風で舞う、ユーイがつけていた眼帯
・石川五右衛門の処刑終了

おいーーーっ!それよりゼフェルのからくりがどう活躍したのか、さっぱりわからないのですが、なんか一件落着したらしいっす。もう、これはこれでいいっすよ。あれ、この投げやりなノリ。どこかでもやってるな?(爆)

心置きなく奥州に帰れると安堵するヴィクトール。でも、「せっかくこれからお嬢ちゃんとどこかへ行こうと思っていたのに」と言っちゃうオスカー。ヴィクトールに加え、ゼフェルとマルセルにも怒られてるよ。どうした、オスカー?(笑)

でも、死んだことになっているし、従者もほしいところだったし、ってことでオスカーがユーイを預かることに。それなら故郷に仕送りもできるしよかったね、とアンジェリークが声をかけるとユーイは笑顔全開。

そんな二人を見ながら、一件落着したのもアンジェリークのおかげだと言うチャーリー。ルヴァ様も、彼女だからこそ自分たちも動かされたと言い、リュミエールは彼女なら戦のない世の中を本当に作るかもしれないと言う。

そうかもー!!っと思いきや、駿河国・駿府城にそんな彼女の足元をすくっちゃうぜ、という悪い大人がいました。彼の名は今川・レオナード・義元。暗雲が立ち込めそうな雰囲気だ。そんなヤツいてまえ、アンジェリーク!!という展開に期待が膨らんだところで次号へ続く(笑)。

【余談】
この雑誌には何かしら付録がついていて、毎回処分に困っているのですが(爆)。今回は「お風呂に貼れるポスター」というものがついていました。なんと、ポスターの主はオスカー様!

これを風呂場に貼ったところで、落ち着かないこと山の如しだと思うのですが。欲しい方がいらっしゃいましたら、何のためらいもなく差し上げたいと思います(笑)。




戦国アンジェリーク キュン!2010年11月号

表紙には、『戦国時代とアンジェリークが奇跡のコラボレーション!!』とある。そうか、奇跡か!奇跡なのかこれはっ!?その奇跡の理由は相変わらず解明されていないが、って、この変なサングラス誰…?あ、チャーリーか!!お前何があった!?(爆)

そして表紙やお知らせをめくってみると…。すでに合戦中。片倉・ヴィクトール・小十郎が自軍に「オスカーさまを信じて耐えるのだ!!」と檄を飛ばします。どうやら押され気味らしいのですが。何かがチカッと光ると。

「焔狼爆流陣!!!全軍 俺に続けっ!!!」と狼型の炎をまき散らすあのお方、伊達・オスカー・政宗登場!ヴィクトールに「さすがは俺の右腕だな」と声をかけますが。右目とは言わないあたりなにか配慮を感じます(爆)。これで一気に勝利に傾いたようです。

「勝利の女神はよほど俺のことがお気に入りらしい」とおっしゃいますが、カラーで赤髪が確認できないと某筆頭に見えて仕方ありません(爆)。戦後処理が済んだらすぐに出立の準備をしろと指示するオスカー。噂のお嬢ちゃんの顔を拝みに、尾張へ行くそうです。

そして尾張では、そんなオスカー達の戦についてオリヴィエがアンジェリークたちに語って聞かせていた。が、寒い時期なのでしょうか?なんか黒のファーと孔雀の羽根を身につけております(笑)。戦に関しては天才的なオスカー、幼少のころからオスカーを支え家中をまとめるヴィクトール。オリヴィエいわく、アンジェリークとロザリアみたいな関係だそうな。「まあ…それはさぞかし気苦労が絶えないことでしょうね」とつぶやくロザリア。ツンです(笑)。

伊達の奥州統一は時間の問題と話していると、戦わずにすむ方法はなかったのかしら…?というアンジェリーク。織田を名乗っていますが、相変わらず戦国の世に馴染めてません。馴染んだら話にならないんでしょうね(爆)。

お茶でも飲みながら平和的に話し合いというわけにはいきませんよね、というマルセルの言葉でロザリアが思い出し、ふところから手紙を出したその時!

千・ルヴァ・利休様から文が届いておりますわ」

ぐぼあっ!!そんなポジションあったのかー!武将ではなかった…。まあ、冷静に考えれば合っているよね。お茶会の招待状だそうなのだが、きゃあって感じでもない気がするが。あれか、英国式か?まあ、そんなわけないよね(爆)。

信濃国のことはロザリアと、彼女にはめられたオリヴィエ(笑)がなんとかしてくれるっつーんで、お茶会参加決定のアンジェリーク。オリヴィエは、「この笑顔に弱いんだよねえ」と苦笑気味。うーん、この調子では焼き討ちはないのでは…?(爆)

一方、摂津の堺に現れたのはオスカーとヴィクトール。堺の活気を見て「これだけにぎやかならさぞかし美人も多いだろう」と本領発揮(笑)。でも堺は早々に切り上げて噂のお嬢ちゃんのところに行くそうです。

そんな二人を待っていた人物が登場。それは呂宋・チャーリー・助左衛門。……、誰?調べたところ、当時大儲けした貿易商人だそうです。だからって、なんでそんな変なサングラスを?(爆)

移動しようとしたオスカー達を見送り、10日後に奥州へ発つことを告げる船長は…、エトワールの船長じゃないか!芸が細かいよ!チャーリーの屋敷に着いたところで本題である織田の当主・アンジェリークの話題に。

噂では相当のやり手に聞こえるアンジェリークについてじっくり聞かせてもらたいオスカー。それならうってつけの人が来ていると、しかも、「とびっきりお美しい方でっせ」とチャーリー。ん?ほかに女性キャラいたっけ?と思いページをめくると、そこにいたのはフランシスコ・リュミエール・ザビエル

おいーーっ!!ついに外国籍だよーー!バックに花を背負うリュミエール。いやいや、ゲーム中でも花バックはなかったよ?(笑)戦国の世でも相性が最悪な二人。なんでつき合いがあるかというと、南蛮物を好むオスカーは、宣教師でもあり南蛮商人でもあるリュミエールと取引した方が珍しいものは手に入りやすいからだそうですが。

何度か取引があり、他にも世界の話を聞かせるためにアンジェリークを訪ねたことがあるリュミエール。彼の眼に映ったアンジェリークはというと。

「例えるなら、輝き。この国をあたたかく照らす大いなる輝き。あるいは未来そのもの…」

大きく出ました!(爆)抽象的すぎる言葉を飾りすぎるリュミエールにイラッとしつつも、アンジェリークが相当買われていることがわかったオスカーは席を立つ。そんなにもお二人は仲が悪いんですね(笑)。

せっかく来たから、京美人に挨拶せずに通り過ぎては沽券に関わるので京に行くそうです(大爆笑)。そこにリュミエールから京では怪盗騒ぎが起きているとの情報。「お腰のものなど盗られませんようお気をつけて」「もしそうなれば逆に捕まえて京美人への手土産にするさ」…、最後までこんな感じのオスカーとリュミエールでした(笑)。

そして、京の茶室にアンジェリークとマルセルとゼフェルが正座し、お茶をいただいている。アンジェリークのおいしかったですという言葉に、「はい、喜んでいただけて何よりです」と笑顔で返すのは千・ルヴァ・利休。うーん、お似合いですね。会話が「はい」で始まるのはそのままです(笑)。

しかしマルセルとゼフェルは足がしびれてしまい、お茶どころではありません。そして手紙に書かれていた見てもらいたいという茶碗(チャーリー調達)が出されていたが、なんとそれは船3隻が買える値段!少々散財どころじゃねーよ~。と、ここで話題の怪盗騒ぎの話に。

その怪盗は貧しい者から決して盗みはしない義賊。名は、石川五右衛門。しかしそのシルエットは…、あの~、素朴で自由な風吹くあの方なんですけど…。ハーフパンツだし(爆)。またもや武将じゃない守護聖。一体この先どんな展開になってしまうのか気が気じゃない(爆)。

突然、その怪盗を捕まえると言い出すアンジェリーク。きっと何かの事情があって仕方なく盗みを働いているはず、もしそうなら立ち直る手助けをーって出て行っちゃった…。しょうがねーなーと言いつつも、ゼフェルとマルセルも後を追う。そして、天下の名碗でも気は引けなかったと残念そうなルヴァ様でした…。

商店街(爆)を歩いていると義賊の話題が聞こえてくる。そこで鳥小屋を蹴っているおやじに遭遇。仕入れたホトトギスが泣かないので処分すると言うと、かわいそうだよとマルセル。そんな彼にお買い上げくださいよとふっかけて来るオヤジ。ゼフェルが加わりあわや騒ぎになりかけたその時!

オヤジの帯が突然刀で切られる。みっともねえもの見せた詫びにその鳥は置いていけ、と独眼竜・オスカー、見参(爆)。オヤジは逃げていき、オスカーはホトトギスがいる鳥かごをマルセルに手渡す。

そんなオスカーにアンジェリークは礼を言うが、「子どもを助けてやるのは大人の義務」と言われ「子どもじゃありません!」と反論。そういう反応が子どもと言いながらその場を去ろうとするオスカー。その際マルセルに渡した鳥をどうするのか尋ねると、この子は鳴けるから鳴くまで待つとの返答。さすが徳川マルセル!(笑)

でも、「甘いな」と冷たい一言おいてオスカーは去っていく。その後宿屋で晩御飯を食べながら、子ども扱いしたその男にご立腹の様子を見せるアンジェリーク。カッコつけやがってと言いつつ、その男がまさか奥州の伊達かと思い当たるゼフェル。しかし、奥州の人が京にいるわけないとか、もっと威厳がある人じゃないとか、あんなキザ野郎とはワケがちがうとか完全に否定意見の3人でした。そんな言われようのオスカーは、京のおねえさん達にキザなセリフを吐いておられるところでした(爆)。

夜も更けて空は満月。マントを翻しながら高く翔けていく半ズボン(爆)。そんな彼は石川・ユーイ・五右衛門!獲物を抱えて逃げる途中、飲み帰りのオスカーとばったり。そこに追手も迫りくるのでユーイはその場を去ろうとするが、オスカーに阻まれる。落ち着いた京の夜を楽しむために大人しくしてもらおうと、刀を抜く。

が、突然ユーイは手にしていた箱をオスカーに投げつける。オスカーは思わず受け取ってしまい、ユーイは逃げだしたところにお役人が登場!違うけど説得力がないオスカー。そこにヴィクトールが現れ、彼の機転で難を逃れることができました。が、本来の目的そっちのけで遊んでいるから自業自得だと怒られるのでした(笑)。

逃げ切ったユーイは自宅に戻り、疲れのせいか布団に倒れこむ。先ほどの危機を思い出しつつも、脳裏に浮かぶのは港の風景。しくじっている場合じゃないのに…、と何やら事情がありそうですな~?ってところで次号へ続く。




戦国アンジェリーク キュン!2010年9月号

アンジェリークは川中島の戦いを止められるのか…!?表紙にそんな文言があるのはいいが、なぜアンジェリークが川中島の合戦に関連するのか、やっぱり謎のまま第2話が始まる。話題騒然とか書かれても、「当たり前だろ」としか反論できない…(笑)。

表紙をめくると、軍配を構え弓矢隊に命令するジュリアス様。いきなりですが、軍配の持ち手が長すぎていまいち締まらない(爆)。上杉・武田の五度目の戦いは、どちらが有利でもなく一進一退の攻防を繰り広げていた。

それより不満なのは、『愛』の文字を鎧の肩部分に書いているだけのエルンスト。そこは『愛』の兜だろ!その兜をかぶらないから、サラリーマンがコスプレしているようにしか見えないだろ。まあ、メガネが一番悪いんだけど(笑)。

そして、現場(笑)に着いたアンジェリーク御一行。一進一退でこのままではまた決着がつきそうもない戦況を見てアンジェリークは、「わたし…直接話をしてくる」と言い出す。織田を名乗るわりには、いまいち戦国の世に馴染み切れていないアンジェリーク。周りも焦って止めます。

そこへ自由担当のオリヴィエさんが「もう少し頼りにしてくれてもいいんじゃない?」とウィンクすると、ゼフェルが先頭を切って馬で駆けていきマルセルがそれに続く。「あんたのための道は私たちが作ってあげるから!」と次に駆けていくオリヴィエさん。すごく気風のいい家臣をすでに従えてますが、読者おいてけぼり感は否めず。いつの間にそんな手籠めに…(爆)。

予想はしていたものの一進一退の戦況に、また同じことの繰り返し。ならば狙うは総大将の首!と結論付けるジュリアスとクラヴィス。一方、ガチでやり合いのランディとエルンスト。ここでまさかのランディさまの御技が!

「おおおおっ!!!風神撃

それさぁ、別のネオロマシリーズの技っぽくねぇ!?ていうか、エルンストの手甲がなんか広がって技かわしてるんですけど!?予想はしてたけどさあ。最初から『ネオ戦国』って言っておきなさいよ!(爆)

とかなんとかしてると、互いの総大将がまさかの登場、一騎討ち!


ジュリアス

「いつもは暗い部屋に引きこもっているそなたにしては、ずいぶんと積極的ではないか!?」

クラヴィス

「おまえこそ、過ぎた手出しは嫌われるぞ?」

なんでしょう、こういう会話を交わしていると「あ、戦国でもありだな」と錯覚に陥ります(爆)。でもなんか女の取り合いみたいな感じもするな、このセリフ。守護聖様にこんなセリフを吐かせるあたり、話題騒然ですな(爆)。

泥沼化する合戦の場に突然乱入するからくり武者。合戦中の猛者たちをなぎ倒すもゼンマイが切れ、追いかけられるゼフェルとマルセル。それをシャキッとしな!と喝を入れるオリヴィエ。ちょっとほっこりしたところで(爆)、大将一騎打ちを目にするアンジェリーク。早く止めなきゃという思いが伝わったのか、オリヴィエ達が道をあけるべく武士たちに技を繰り広げます。

・オリヴィエ→『夢幻乱舞』→なんか眠っちゃった
・ゼフェル→カラクリの刀『鋼双刃旋』→武士たちが風に押されていく
・マルセル→「緑よ、彼らの動きを止めて」と印を組む→なんか木枯らしに巻き込まれる
「さあ、道が開いたよ」 えーーー(爆)。

とかなんとかして、アンジェリークはジュリアスとクラヴィスとの対決の場へ。私、技はロマンティック・ウェイヴしか知らないのでそういう技をお持ちなのか存じませんが、光の竜と闇の竜を召喚してぶつけ合っております。なんじゃ、こりゃ!しかし互角でこれでも決着つかず。

アンジェリークは二人の気迫に一瞬ひるむが、意を決して向かっていく。互いに馬上で(器用だな)鍔迫り合いをするジュリアスとクラヴィスに向かって駆けていき、一刀で二人の刃を弾く。ポーズも決まった(笑)。ここのアンジェはヒジョーに男前です!

どういうつもりかと詰め寄るふたりにきっぱりと「お二人を止めに参りました」というアンジェリーク。止めなければ決着がつき、戦が終わったのに!と主張する二人に、お二人は敵同士なのに同じこと考えてるんですね!と言ってしまうアンジェリーク。屈辱的ですかね(笑)。

どちらかが倒れれば決着はつくが、主を失った国にまた他国が攻め込みまた戦になり民が苦しむ。「あなたたちの手は、同じ平和を望む者同士を殺めるためのものではないはずです」と今度は戦場のみなさんにアンジェリークが両腕を広げて訴えたところ、みな納得。おーい。

熱くなりすぎた、と笑顔で刀を納めるランディとエルンスト。そしてアンジェリークはジュリアスとクラヴィスの手をとり、「お二人が協力して下さればきっと信濃は豊かになります」と手をあわせさせる。織田家領知も信濃の隣だから協力しますはいいのですが。

「みんなで力を合わせれば信濃国はきっとよくなる…そう思いませんか?」と、またもや両腕を広げて戦場に問いかけると「おおおおおおお」となって、戦が終了~~!しかし、これら両腕を広げて訴えるシーンですが。ジュリアス・クラヴィスと話していたはずなのに、その時だけ大衆に向かって話しかけるアンジェリーク。若干バタ臭く、でもキラキラ乙女な説得でした(爆)。

遠巻きから戦を見ていた信濃の民に、戦が終わり上杉・武田・織田が復興を手伝うよーと言うアンジェリーク。先ほどおにぎりをもらった兄妹が駆け寄ってきます。協力するとはまだ言ってないのに、でもやりますよね、のやりとりをするジュリアスとランディですが。注目なのはその向こう側にいるアンジェリーク。先ほどの女の子(推定5~6歳)を「高い高ーい」な感じで抱き上げています。結構腕っぷしは強いようです(笑)。

風林火山も毘沙門天も、アンジェリークの前ではかたなしだったり霞んだりだそうです。「天下布武か…そなたの描く新しい天下。しかとみせてもらうぞ」と笑顔で終わるジュリアスとクラヴィス。そこは読者みんなが気になるところではありますわな。

その後、オリヴィエに詳細を報告してもらいつつ、でも信濃復興を織田が主導でやらなければならなくなったと困り顔のロザリア。そう言う割には顔から喜びがにじみ出てるとオリヴィエにからかわれると、「そ…そのようなことありません!」とそっぽを向くロザリア。ツンデレですね(笑)。

庭では、アンジェリークがゼフェルとマルセルと剣の稽古をしつつじゃれ合っております。そんな彼女を見ながらロザリアは、「あの子にはもっとしっかりしてもらわないとね」と微笑みながら言います。補佐というより、完全に教育係です(笑)。

武田・上杉を仲裁し織田家主導で信濃復興が始まったことが全国に広まった。そして出羽国・米沢城で上着を脱いで井戸端で水浴びをする男に報告するのは、片倉・ヴィクトール・小十郎

そして。「おもしろそうなお嬢ちゃんだ。ぜひとも会ってみたいものだな。」と、上半身裸で水も滴る(だから水浴びしてたんか!)独眼だけど流し目のいい男は、伊達・オスカー・政宗

すみません、最後の最後で笑いが止まりませんでした。小十郎の配役と水が滴る演出に(爆)。そんな笑いを誘いつつも、びみょ~にアンジェ×戦国のコラボはありなのか?と惑わされながら次号へ続く(爆)。




戦国アンジェリーク キュン!2010年7月号

2010年。坂本竜馬が主役の大河ドラマが放送されている。元々ファンの多い幕末ものである上に、主人公をはじめ豪華なキャストのおかげで大好評のようだ。また、同時代が背景の乙女ゲーのアニメ化もあり、さらに盛り上がりを見せている。

しかし、やはりファンが多い戦国時代ものも、某ゲームやそのアニメの続編が決まっているせいか人気は衰えていない。大河ドラマが幕末を扱っている割に、熱は冷めやらぬといったところか。

そんななか、あのゲームのキャラクター達が新参者として戦国時代へ名乗りをあげた!その名も!!


戦国アンジェリーク


いやいやいやいやいや!!おかしいって!全っ然、意味がわかんないって!そんなネオロマンサー達の気持ちとは裏腹に、ついに漫画の連載が始まってしまった。

まず書店で探すところからだが、他誌と比べて明らかに異彩を放っていた。そう見えるのはアンジェを知っているせいなのか?守護聖の出で立ちがいつもとあまり変わらない(ような気がする)が、ただ一人の眼帯のおかしさが際立つ。別になんてことないはずなのに、購入するのがなんか恥ずかしい…(爆)。

雑誌のトップのカラーページを見てみる。もちろんアンジェリークをはじめとするネオロマゲームの紹介が載っている。そこには「アンジェリーク・リモージュが活躍しちゃいますよ☆」とあるけど、戦国アンジェの経緯には全く触れられておらず、疑問の解決にはならなかった。

さっそく漫画を見てみる。真田・ランディ・幸村は上杉軍の陣地に乗り込んだが、そこはもぬけの殻。はっとするランディ。「ジュリアス様が危ない。」そこは、ジュリアス様呼びなんですね…。

一方、自陣に構える武田・ジュリアス・信玄のもとに上杉奇襲の知らせが入る。武田兵をザシュっとする上杉・クラヴィス・謙信。「クラヴィス様を一人にしてはなりません!続いてください!!」と自軍に指示を出すのは直江・エルンスト・兼続

だめだー!見開き2ページの表紙を入れてたった7ページしか進んでいないのに、おかしさで悶絶。エルンストで止めを刺されました。なんだよ、その過保護っぷり(笑)。

切り込んできたクラヴィスが振り下ろす刀を軍配団扇でかわすジュリアス。両軍入り乱れる様を高みから見物する、トレンカ(的なもの)にヒールサンダル。「これじゃあ今回も決着つきそうにないね」とつぶやくのは、前田・オリヴィエ・慶次。ミッチー的なテイストですね…(某大河ドラマでやってたしね)。

尾張国・清州城、織田・アンジェリーク・信長徳川・マルセル・家康は剣の稽古中。アンジェリークが1本を取るが、剣術が苦手でしゅんとするマルセルを内政の指示が得意なのだからと励ます。そこに豊臣・ゼフェル・秀吉がからくり武者を連れて登場。いきなり頭が落ちるアクシデントがありつつも、無事動き出したはいいがゼンマイが切れるまで動き続けるからくりを、いつの間にか登場したオリヴィエに切り捨てられて残念に終わる(笑)。

来訪したオリヴィエをもてなすためお茶をたてたのは、明智・ロザリア・光秀。うん、なんかこの配役、ドキドキするぅ!(笑)。旅をしてきたオリヴィエに矢継ぎばやに質問するアンジェリークに、あなたは織田家の当主なのだからもっと落ち着きなさい!と怒るあたりはいつものロザリア。でも、なんかドキドキするぅ(笑)。

オリヴィエは見てきた信濃国の様子を話す。もともと治めていた村上氏の当代(絵が普通のおじさん武士なんですけど)が戦好きだったので一揆で追い出されたあと、越後につく者と甲斐につく者と国が二分してしまったことにより、上杉と武田が4度も争っていると話す。あ、言い忘れたけど、アンジェキャラ以外は普通の戦国時代スタイルです(爆)。

話を聞いて、いてもたってもいられなくなったアンジェリークは、城を飛び出す。ゼフェル・マルセル・オリヴィエが後を追い、ロザリアは「しかたがないですわね」とお見送り。「オリヴィエ殿こそ、アンジェリークを頼みましたわよ」のセリフに深読みして、ドキドキするぅ(笑)。

土地も民も疲弊しきった信濃国を目の当たりにし、アンジェリークはジュリアスとクラヴィスを訪ねて民のために戦をやめるよう説得する。しかし、どちらも相手のやり方では信濃の民は幸せになれない、そして民が犠牲になっていることは今は仕方がないと二人に願いを聞き入れてもらえずアンジェリークは落ち込んだ。

早朝、アンジェリークが目を覚ますと出陣する武田軍の姿が見えた。上杉も出陣しているだろうと話していると、アンジェリークはマルセルに甲冑の準備を指示。やはり民を見捨てられないと思うのはいいのですが、なぜかマルセルの手元はアンジェリークの髪飾りに!。甲冑だよね、着ようとしてるの甲冑だよね!?(爆)

御館様!的なランディと出陣するジュリアス、先陣を切るのをやらないかと言われて焦って断るエルンストに、ムスッとした顔で「だな、貴公は荒事に向いていない」と冗談を言うクラヴィス(ひどいよ!)。どちらもアンジェリークを思い出し、今回で戦を終わらせようと考えていた。

出陣する様子を見ている信濃国の民。小さな女の子が兄におなかがすいたと訴えるが、水でも飲めと言われてしまうよくある風景(爆)。そこにおにぎりをさしだしたのは、アンジェリーク。「私がこの戦を終わらせてみせるから」と宣誓。馬には『天下布武』の旗が掲げられていた。

平和な天下を築くために新しい武家政権を作る。アンジェリークはゼフェル・マルセル・オリヴィエを従い、信濃の民のために出陣!!でも、なぜアンジェで戦国なのかはやっぱり謎のまま次号へ続く(爆)。

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