V6 10th Anniversary Tour "musicmind"(代々木第一体育館/2005.12.11)
〜YOUたち、最高だよ!!〜


《エピソードT》
たしか、8月頃だったか。V6が11月から10周年を記念してコンサートツアーをやるとのお知らせが来る。 いつものメンバーのK子は、久しぶりだからと参加を表明。しかし、イノッチ命のM子は記念すべき このコンサートは行かないと言う。理由は、車を買うことにしたから。正直、コンサート行くくらい の金なんぞどうにでもなるんじゃねーの?と思ったが(毒)、燃費も悪く古い彼女の車の状態を考えれば それも仕方ないと思った。
その後しばらくしてから、彼女が新しく買ったという車を見た。その時の感想はこれ。
「言っていたのと、全然ちがうじゃん!!!」
詳しくは伏せておくが、中古でもこの年齢で、この収入で、この性別で買おうとする車ではない。 断じてない!てか、また燃費悪いだろ!なんで《一般的にはおっさんな車》を選ぶんだ! ※わかる方だけ爆笑してください(笑)

《エピソードU》
会員先行販売では1公演4枚まで購入できる。なので2人だけではなんだかなと思い、他の人を誘って みることにした。私が色々話しているのを聞いて少し興味を持ってくれていそうなNさんをメールで誘ってみる。 が、その頃忙しいかもと言う理由で一度お断り。11月の公演を申し込むことにしていたが、K子の都合等いろいろ調整していたら結局 12月の公演を申し込むことに。なので、時期が変われば行けるかも?と思いもう一度Nさんを誘ってみる。 そしたら、私の押しに負けて行ってくれることになった。そしてもう1人は、ゴミをきちんと細かく 分別していると言う理由で三宅健ちゃんに興味があるというHさん。メールの誘い文句でHさんも行くことに。
YOU、来ちゃいなよ
まさか成功するとは思わなかった・・・。しかも残業という地獄から、爆笑という形で救出してしまった(笑)。

《本編》
コンサート当日。新しくオープンしたエチカ表参道で待ち合わせ。初対面のNさんとHさんに、 いきなりかっ飛ばした自己紹介をするK子。さばけ過ぎた自己紹介のおかげか(笑)、すんなりと 打ち解けてくれました。

昼食を食べたり、竹下通りでクレープを食べてみたりしてから会場に入る。入り口でなにやら風船を 渡される。なんと公演の後にファンからV6へのサプライズ企画をやろうということに。ファンの 誰かが企画したらしいそれは、終演後に『ありがとうのうた』を歌う→V6が出てきたらメンバーコール→ 流れてくる『ありがとうのうた』を歌いながらそれに合わせてペンライトを 点けたり消したりして文字を作っていくという。席に張ってあるシールの色と歌詞の色に合わせて ペンライトを点けたり消したりすると文字ができるようだった。歌が終わった後、メッセージを 大声で言って渡された風船を飛ばすという段取りだった。

今日突然聞いたサプライズ企画でドッキドキな観客たち。そんなこととは露知らず公演が始まる。 まあこれは全部終わってからだから、とりあえず楽しむことに。毎回どこから登場するのかわからない V6。おお、今回はバンドがついてる!やっぱり生演奏がいいよね。10年経ってやっとだね(笑)。 後でバンドの紹介があったんだけど、『フケセンバンド』って名前だった(^^;)。 そしてV6登場。なんとフロントステージの上から、Nさん曰く「昔の派手な結婚式かっ」って感じで ゴンドラに乗っている。しかしこのゴンドラ、ドーナツ型でしかも柵が低く正直乗るのが怖い!落ちる! なのに途中で斜めに傾く。いやー!観ているこっちが怖い!!しかしV6は快調に歌っていく。

ゴンドラから降りて1曲目、2曲目が終わる。すると突然ステージの前から爆音が!忘れてた!特効で爆発する のがジャニーズのコンサート。この日私たちの席はステージの真横にある1階スタンド。爆音の近くである。 慣れているファンはボルテージが上がる合図としているのだが、 V6のコンサートが実に4年ぶりの私とK子、初めてのNさんとHさんと全員、マジで驚く。

何曲か歌った後にごあいさつとミニMC。その後、二人ずつ組んで歌っていくのだが。坂本くんと健ちゃんが 組んでアルバムに収録されている2人の曲を披露するらしいのだが、このときの衣装がけっこう派手な 色使いらしい。坂本くんの1才下の長野くんが、「坂本くん、その色着ちゃうんだ〜」と若干バカに していた(笑)。歌詞がちょっとエロっぽい感じのせいか、イノッチが、「あの2人、2006年は テーマを『エロ』でいく!って言ってましたからね〜」と言っていた。…。健ちゃん、髪を黒く短く していて高校生といってもおかしくないその姿では、とてもエロには程遠いんじゃないかなぁ(生温か い目)。てか、坂本くんはもともと『エロ』担当じゃん!(笑)あと、この時だったか。隣に座っていたNさんが、
「あの〜、トークがグダグダなんですけど…?」
と、訴えてきたので答えました。
「いつもはもっとひどいです。」
場合によっては、グダグダというよりいろんな意味でヤバヤバなんですよ(笑)。

そしてグダグダトーク(笑)が終了し、剛&岡田の歌で再開。その後、噂の健&坂本の歌に。 衣装はバーテンダーのような格好でふつうっぽいが、着ているシャツの色が目に痛い鮮やかな色だった。 あ〜、これか〜という感じで会場のみんなは思っていたに違いない雰囲気であった(笑)。 エロか〜。たしかにケツをプリプリさせて踊っているが(笑)。まあ、そういうわけでエロってことで(爆)。

そんなこんなでも、はじめて来たNさんもHさんも楽しんでくれている様子。よかった〜。もちろん、 私もK子も楽しんでいた。ひとしきり盛り上がったところでMC。その入りに、イノッチが言った言葉が おもしろい。
「お客さんと坂本くん(特記事項:一番疲れやすいです)は休んでくださ〜い」
そしてやっぱりグダグダなMC(笑)。ここでイノッチが、「地方だったら『名古屋、最高!』とか 言えるけど東京はなんて言えばいいのか?」という話題を振る。確かに、『東京、最高!』というのも 何かしっくりこない。そんな風にある種納得している会場をよそに長野くんが言う。
池袋、最高!」
会場は代々木第一体育館なのに、なんで池袋なんだよ!そしてなんで池袋が浮かんできたんだ! こういう風に話の流れがおかしくなっていくのがV6、というよりトニセンの会話(爆)。トニセン コンサート(通称:トニコン)だったら確実に5分はおかしな話になるが、V6だからなのか、ならなかった(笑)。

誰かがふと思いついて、
YOUたち、最高!ってのは…?」
そこでどこからともなく拍手が。会場中がその言葉に拍手を送っていた。V6のメンバーは、それで いいの?と聞いているが皆拍手でこたえる。ジャニーズに興味がある者にとって、一度は「YOU」 と言われてみたいさ(笑)。韓国で仕事を終え帰る時、空港で「YOUたちまた来ちゃいなよ」と 書いたモノを持っていた人がいたという話が(笑)。そこまで浸透しているのだからということで、 盛り上がった時のコールは決まった。なぜかこれを言う人は長野くんに決まる。で、いつ言うのか? イノッチが、「長野くんが盛り上がってきて、気持ちがいい時に言えばいい」ということにした。 そこでこう答える長野くん。
「そうすると、オレが今気持ちいいってことが皆にわかっちゃうのか〜
そういう妖しげな発言はやめろーっ。本当にトニコンじゃなくてよかった(笑)。

ここからなぜか長野博の失敗談に。昔、長野くん自身の気分が盛り上がってきたので、スピーカーに 片足をかけて歌うという、コンサートではありがちなことをした。が、そのスピーカーに車輪が ついておりどんどん股が開いていったとか。あと『TAKE ME HIGHER』の間奏から歌に入るのがいつも 間違ってしまい、ひとりで「ワァナ」と言ってしまうとか。そんなこんなでメンバーから、 「今日は長野デーだね」と言われる長野博。そしてNさんに、「よかったね、今日長野デーだって!」 と言われる私。しかし、こんな天然っぷりでよかったねと言われても、少々複雑なんですが(笑)。

ここまでしょうもない話ばかり書いてあるが、さすがは10周年。とても楽しいステージである。 盛り上がりもMAXの終盤、ついにあの男が言いました。
「YOUたち、最高だよーー!!」
もちろん、会場はさらなる盛り上がりを見せた。(今思うと、ちょっと笑っちゃうよ(笑))

楽しい時間はすぐに過ぎ去っていってしまうのか、あっという間に最後の1曲も終わってしまう。 そしてゴンドラで天に帰っていってしまった(笑)。お約束どおり、アンコール・アンコール♪ お約束通り、V6も出てきてくれた。が。天に帰っていったので降りてきたのだが。 今度はゴンドラではなく、ルパン三世みたいにロープにつかまりながら降りてきた! 2曲ほど歌い、また彼らはステージを去っていってしまった。

終演のアナウンスが流れる。さあ、ここから冒頭にあったサプライズ企画の開始である。全員が必死に 風船を膨らまし始めた。何か私の風船、先まで空気が届かず変な形なんですけど…(爆)。 ところが突然、もうやらなくていいの?みたいな感じのイノッチの声が!ダブルアンコール用意 してたみたいだ。だからか、ちょっといじけ気味だぞ(笑)。あわてて風船を隠したり、空気を抜く 観客たち。あ〜あ、空気を抜く「ピュ〜」という音が響いちゃってるよ(汗)。そしてもう一回 アンコール・アンコール♪なんとか出てきてくれたV6。そして1曲歌ってくれました。 またステージを去っていき、終演のアナウンス。さあ、準備はここからでした(爆)。開演前は 膨らませられなかった前の席のおねーちゃんたちの風船もなんとか膨らんだ。

まず、V6が出てくるまでに『ありがとうのうた』のサビの部分をエンドレスで歌う。が。 これがズレズレだった。一斉に歌えれば結構大きな声になるはずだったんだが。しかし、V6は 出てきてくれた。そしてすかさず始まったメンバーコール。「V6チャチャチャ、 坂本チャチャチャ・・・」と 全員の名前を呼んでいく会場。それをV6のメンバーは呆然と見ている。それから『ありがとうのうた』 が流れ、全員で歌った。正直、ペンライトでメッセージが作れているのかわからなかったが、 最後のメッセージがちゃんと言えればいいんじゃないかな?と思っていた。 歌が終わり、会場が一斉にV6へのメッセージを叫ぶ。
「V6、10周年おめでとう!10年、20年、ずっと一緒に楽しもう!」
そして手にした風船を一斉に飛ばした。これはかなりキレイにできたよ。よかった、なんとか成功!

V6の面々が画面に映し出される。それぞれが驚いたような、でも感激してくれているような表情で いた。剛は涙ぐんでいて、彼のファンはつられて泣いている。剛、素直に泣きなさいっ(笑)。 坂本リーダーが代表して会場にお礼を言う。そんな彼もちょっと涙を流す。ここでもう1曲歌って くれることになりました。イノッチが、「長野くんがよく間違えるあの歌を歌います」と言う。 バンドメンバーもでてきて、『TAKE ME HIGHER』が流れる。大盛り上がりの会場。曲の間奏で、 またもやあの男が言い出した。
「YOUたち、言っちゃうよ♪(イエーッと盛り上がる会場)
YOUたち、最高だよーーっ!!!
あとイノッチが、「長野くん、まだだよ」とか「はい、ここからだよ」とか余計なお世話をしていた(笑)。

曲が終わり、メンバーが去った後もコールがやまない会場。それを受けてもう一度V6が出てきてくれる。 さすがに歌は歌いませんでした(笑)。そうして東京での公演が終わった。会場に散らばる風船を 拾いつつ外に出てみると、とても寒い。そして、空からほんの少し雪が舞い降りていた。 先ほどの楽しかった時間と合わせて、なんとなく幸せな感じになった。

駅に向かう途中、NさんとHさんは記念になるイベントにも参加できて、とても楽しかった!と言って くれた。そしてNさんが、Hさんが公演中こんなことを言っていたと暴露。

「岡田くんって、かっこいいね〜」

ええーーっ、い、今さら〜〜!!後で聞いた話だが、実は健ちゃん以外のメンバーは顔と名前が一致し ていなかったという。V6の中で一番のオトコ前と、けっこう一般的になっているくらいなのに、あまりにも 今さらな話なので全員大爆笑の帰路であった(笑)。

《後日談》
コンサートの翌日、いつものようにネットを徘徊。相方のブログを開くと驚くべきことがそこにあった。
「いってきました、V6のコンサート」
ええーーっ!?あんまり興味なさそうだったのに!?(笑) 早速メールを送ってみる。どうやら私が 行った前日のコンサートに、私と相方の共通の友人Kと2人で行ってきたとのこと。 実は最近あまり連絡をとっていなかったので、お互いコンサートに行くことを知らなかった。 ふたりで「仲良くねぇ〜〜」と言ってしまいました(爆)。

さらに驚くべきことがメールに書かれていた。
「実はV6握手会いっちゃいま〜す」
・・・。一体何があったのか。メールするより、後日、直接会って聞いてみたいと思います。 ちなみに私は握手会には行っていない(爆)。



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