キャプテン翼GOLDEN−23 3巻(その3)

え〜、前回意味なくぶち抜きが2回も続いたデンマークのゴールシーンですが、またもや2ページぶち抜きで描かれてあるゴールシーン。今度は上からのショットですが、異様に余白が多くなっておりました。そんなに描くことないんかいっ!

ゴールを決めた後、不敵な笑みを浮かべるハース。クリスとふたりで「ナイスゴール」「ナイスセンタリング」と褒め合うところが、ちっとも極悪ではない(笑)。しかし。

「これで今夜のギロッポンはモテモテだな」

だから、もてねーよ!いつの時代のノリだよ、それ!まだ同点に追いついただけだぞ、とチームメイトにくぎを刺されるが、足を痛め動けなくなった次藤にご満悦。これでカベに穴が開いたと、守りが薄くなったと思っております。

左ひざを痛めてしまった次藤。スタントのサポーターも、「日本のカベが…」と動揺…。「あの不死身の九州男児が…」って、おい!九州男児のイメージに誤解を与えそうな発言はやめろ!(笑)

担架で運ばれながらピッチ上のチームメイトに必ず勝ってくれタイと言う次藤。「ワシらはどんな相手でも絶対負けない。だから、黄金世代なんだ…」の後にガッツポーズで「タイ」で決めゼリフ♪九州の方言も、なんかもっとこう色々あるだろっ。

やっぱ変な語尾キャラで収められてしまった次藤が退場。そんな次藤の敵を討つぞ、もちろんラフプレイのやり返しじゃなくて数多くのゴールをお返しする、それが黄金世代流の敵打ちだー!と士気を高める日本代表。なんつーか、妙な単語が多くてなんでこんな変な大人になっちゃったの!?と叫びたい。(爆)

次藤の代わりに井沢が入る。ベンチにはDF本職の選手がいるのに、MFがDFとして入ることに報道関係者をはじめ皆ざわめく。ここである報道記者のセリフ。

「フットサルコンビの先発起用に続き、これも吉良マジックビッグサプライズだ」

毎度のことながら、言葉選びにはがっかりさせられつつも試合再開(爆)。一進一退を繰り返すが、調子づいてるデンマークが優勢。ここで一気に逆転!という勢いだが、ここで井沢がパスカット!MFC3位です!(笑)

相手が中央攻撃なら3バックシステム、サイド攻撃だったら4バックと柔軟にシステムを変えられるのが利点とかなんとかは、もはやどうでもいい(爆)。ボールは、ここからまたフットサルコンビに。

そんな時、二人に対してひときわ大きい声援が飛ぶ。二人の目に飛びこんできたものは!「がんばれU-22日本代表フットサルコンビ 古川洸太郎風見信之介」というデカ長い応援幕(爆)。それを手にしつつ声援を送るヤローの集団に二人は驚いた。

回想シーン。フットサル日本代表合宿中、主力メンバーにもかかわらずアジア大会直前にもう一度サッカーをしたいので抜けると言う風見と古川に、選手達は驚きと怒りの声を上げている。

「代表に選ばれたって言っても、たまたま“奇人”吉良監督の目に留まってその代表合宿に呼ばれただけだろ」と、いろんな意味で耳の痛い言葉を浴びせされる。それでも試してみたいという二人だが、そんな中途半端な気持ちの奴はいらない!とけんか別れになった。

そんな経緯があったのに、なぜ応援に来ているのか?そのやり取りを見ていたフットサル代表監督が、揉めた後にロッカールームで二人を応援しないかと提案した。フットサルの選手達もかつてはサッカーの選手だった者も多く、サッカーを諦めきれない気持ちを少しはわかるのではないかと問いかける。そして、すでにプロの選手になっている黄金世代に混じり、代表に残るのはとても難しいこと。もし風見と古川が代表戦のピッチに立ったら応援してやろうと問いかけるのであった。

そんな監督の言葉にフットサルの選手達はどう思ったか?「監督の言う通りだ…」あっさり認めた!二人の頑張りを認めちゃったよ!!このマンガ、わだかまりが解けるの早すぎない!?もう、いいよ…(爆)。

ここから風見&古川のがんばりどころ。二人のナイスコンビネーション&テクニックでデンマーク守備を突破!あっさり書いてるけど、実は約7ページ!(爆) そのまま二人で突破かと思いきや、意表を突いて岬にパス。そこからまた岬は二人が駆け込む先にパスを出す。

二人ともボールに向かっていくがデンマークDFも二人目の前に。シュートを打たず、そのままクロスで走り去る。どちらがボールを持っているか?それぞれにDFが一人ずつついたが、どちらもボールは持っていなかった。

ボールは中央に残されたまま、そこに誰かがノーマークで走りこんでくる。やっと存在をアピールすることができた(爆)FWの新田瞬。そんな彼がハヤブサランニングダイレクトボレーシュートを放つ!その瞬間にその長い言葉をよく言えたな、解説者!(笑)

自分達のプレイがゴールに結び喜ぶ風見と古川。ゴールに喜びつつ、風見と古川に「凄かったぜ」とあっさり言える黄金世代(現メンバー。ここ4倍角)は素直な子たちだ(笑)。風見と古川はフットサルの仲間の元へ駆け寄って行った。

風見達のトリッキーなプレイは見応えがあるものの、うちのJ・Jには敵わないと話すのはどこかの代表チーム。それよりも、日本の得点は岬が起点だったことにメンバー達が注目していると、「シンゴの言う通り、タローミサキはなかなかやるね」と言うのはこの男!

あの、ホント脱力する頭なんだけど…。現在セリエCのチームに在籍する葵新伍のチームメイト、ボバング(元気があったら(ここ重要)この辺そのうちレポします)。彼は現在U−22ナイジェリア代表として日本に来ているようだ。

そんな男をよそに、もう一人岬に注目する選手が。ケガがなければ今のクラブチームは自分ではなく岬を獲っていたと聞いたらしい。そりゃあ、気になるよね!そんな彼はナイジェリアのキャプテン、J・J・オチャド。フランスリーグ、パリ・サンジェルマンに所属。

いや、たぶん、いい男寄りなんだと思うよ。うん、きっとそうだよね。でも頭が…。てなところで3巻強制終了!!(爆)


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