キャプテン翼GOLDEN−23 2巻(その3)

(前回までのあらすじ:新キャラが「ギロッポン」なるセリフを吐き、すさまじいまでのダメージを与え、再開に至るまで実に2ヶ月を要した(爆))

相変わらず妙なスローガンがなびいているJヴィレッジ。そこで、合宿参加者は全身泥だらけで息を切らし膝をつき、立っているものは誰もいなかった。中には寝転がっている者もいる。第一次合宿の終了である。代表メンバーは翌朝に伝えると吉良。皆、体育会系なのでボロボロでも最後は何とか立ち上がり、「ありがとうございました!」と言って合宿をしめた。

・・・・・。たしか、ほとんどゲーム形式の練習ということだったのでは?この様子は明らかに、吉良式(理にかなっているか疑問だが、やたら)厳しいアクロバット特訓をした後、という感じですが?つーか、芝の上なのになんで泥がついてるっぽいのか…。師匠の絵はやっぱりハイセンスです(笑)。その夜、吉良がなにかノートに書きながら(珍しいポイント)選考した代表メンバーはこれ。

GK:若島津、森崎、中西
DF:三杉、早田、次藤、石崎、浦辺、岸田、高杉
MF:岬、松山、立花兄弟、井沢、弓倉、古川、風見
FW:新田、反町、来生、滝

いろいろフリがあったものの、ほぼいつものメンバーです(笑)。せいぜいフットサルコンビくらいでしょうか?いや、中西がいたか!ひっそりとリアルジャパンの人が一人いますけどね。(名前言ってやれよ)ちなみにキャプテンは松山。岬くんは前に出張ってくる感じではないし、三杉くんも違うよね。ぜひ、なだれ攻撃を発動していただきたい(マニアックなネタ)。相変わらず南葛が多いよな〜。

いよいよデンマークとのテストマッチ。注目世代なので、試合開始1時間前でも会場はほぼ満杯。まずU-19のメンバーと監督がアジア制覇のご報告。スターティングメンバー紹介、って時に場面はバルセロナへ。サッカーをする近所の子供、ピントの元へ早苗が登場。彼になにやらお願いがあるそうで。翼はバルサの中心選手になりつつあり、快調に練習をこなしていた。早苗はと言うと、ピントの母親(ピント付き)に付き添ってもらい病院に行っていた。

場面は日本へ。U-22日本代表のスタメンは、GK若島津、DF三杉、次藤、早田、石崎、MF松山、岬、風見、古川、FW新田、反町です。客席スタンドで、石崎スタメンに喜ぶ南葛小サッカー部のメンバー。へたくそ呼ばわりだっただけに感極まるものがあるらしい。

一方、岬の父親もスタンドで昔を思い返す。息子が小3の頃、将来の夢の作文にサッカー選手になってオリンピックで優勝したいと書いております。ワールドカップはチームに1個だけど、金メダルは1人1個もらえるから、その時はお父さんにもかけてあげるよという息子。なんて良い子なんだ!!ごめん、話がそれた(笑)。

岬自身も昔を思い返す。小6の頃、翼と将来の夢について話していた。自分の夢はワールドカップで日本を優勝させることと言う翼。でもボクは、オリンピックで金メダルを獲りたいと言う岬。その発言に、「それもいいね!」と翼。彼は岬に一緒にオリンピックの金メダルも獲ろうと大盛り上がり。「あの日の約束忘れてないよね、翼くん…」と、岬は遠い地にいる相棒に語りかけていた。しかし、語りかけられていた相棒は帰宅早々告げられた妻の妊娠に大喜びしていた(色んな意味でぎゃぼーん)

え〜、デンマーク戦に戻りまして。試合前に国家斉唱。代表して歌うのは、ゴスペラーズ!はい、もちろんどれが誰かは髪型で判断しました!(爆)ていうか、こんな形でゴスペラーズを出さないでくれー!!その後、選手同士握手をしますが。極悪な(笑)ハースは松山との握手の際、力をこめて痛い握手をかましてきやがりました。が、それを見ていた次藤が仕返し。そんなイヤなやりとりがあり、ハースとクリスチャンセンは、今日のターゲットは次藤に決まりとぬかしやがります。

試合開始早々、日本ゴール前にボールを高くあげるデンマークのハース。長身の次藤がボールをクリアすべくジャンプすると、ハースとクリスチャンセン(コイツ名前長いな)がもの凄い勢いで突っ込んでくる。ハースが次藤の右目を肘で、クリスが膝でみぞおちを空中で攻撃!着地の際にクリスは次藤の膝をわざと踏む。明らかに狙ってやったのに、審判はカードを出さず。あいかわらずのあり得なさで始まる試合。

やっとまともな極悪ぶり(笑)をみせつけた二人だが、次藤は「ワシの体は不死身タイ」と起き上がる。サッカーを始める前、ストリートファイトに明け暮れてた頃を思い出すと負けずに極悪ぶり(笑)。まあ、どちらかというと「ケンカに明け暮れていた」という感じでした。昭和なんで(爆)。そんな次藤の様子が気に入らないハースとクリス。試合をぶち壊す気かと監督は怒るが、逆に国の誇りをかけて戦ってるからこそ激しくいく、国同士の戦いにフレンドリーマッチなんて言葉はないと逆に言い返される。

たしかにね、って感じですが。ここで岬が日本チームの気持ちを仕切り直し。金メダル獲得への道の旅の途中には様々な難敵が待ち受けているが自分達はそれを倒し勝ちつづけていかなければならない、と話し出す岬。強い意思を持ち、勝ち続けていかないかぎり本物の“黄金”は手に入らないんだ!!とのお言葉で、日本の士気は一気に盛り上がる。さすがキレイにまとめるね、岬くん(贔屓目)!次は日本の攻撃!てなところでやっと2巻終了。

主将ウィングTOPへ