キャプテン翼GOLDEN−23 2巻(その2)

ブラジルへ向かう飛行機の中、賀茂(ワールドユース編の代表監督。今はU-22のアドバイザー)は「日月スポーツ」という微妙なスポーツ新聞を読んでいた(爆)。そこには、U-19のアジアユースの結果が。あのシュートは決まったらしく同点になり、その後PKを制し優勝したのである。

大会優秀選手に、日本からタケシを含む6人の選手が選ばれていた。その記事を眺めながら、この6人も五輪代表に選ばれる資格があるだろうなと思う。これ以上、新たなキャラが増えるのも死活問題ではないのか?師匠の頭の中が(暴言)。しかもびみょ〜〜に、実在する選手の名前をもじっている。本当にどうしたいの!?(笑)

バスコ・ダ・ガマのサッカー練習場に着いた賀茂。いきなり、「よぉ、元気そうじゃないか」と声をかける。かけられた本人は、その声が日本語であることに驚く。さらに続けて賀茂は言う。
「雑草男!!」
振り返った男の名は、曽我佑二。懲りもせず、また新キャラの登場である。あごに不精ひげをはやし、頭はボサボサ気味である。でも前髪は短い。そうそう、色んな意味でどうでもいい、リアルジャパンの一員でした(爆)。

ここで、新キャラ曽我の紹介に。現在、ブラジルはバスコ・ダ・ガマの一員で高いヘッドを武器にDFとして活躍しているらしい。そんな彼が現チームと契約できた時の記事は、翼のバルサ入団のニュースの影でひっそりと載っていた程度。もうこの辺から、雑草くささが漂ってきます(笑)。

賀茂が曽我との出会いを回想。母校の高校が大宮アルディージャと練習試合。OBだが、プロ入りをアピールする為に曽我(当時、坊主頭)は試合に参加し、得意のヘッドでゴールを脅かすもその他のプレイにはミスが多く結局ダメだった。私としては、ヘッドのはずなのに鼻の頭でボールを押し込もうとしているからダメだったんだと思います。師匠のハイセンスな絵柄によると(爆)。

残念だったなと励ますのは母校の監督でしょうか。曽我が「スミマセン、小林先生」と謝っているところに、賀茂が突撃。曽我はリアルジャパンの一員として極秘合宿に参加し、そこでDFにコンバートされた。そこそこいい感じではあったものの、己の実力不足を理由にリアルジャパンを去る。例の小林先生のツテでブラジルに行き、DFとしてブラジルのテクニシャンどもを全員止められるようになったら代表に呼んで欲しいと言って去っていった。

曽我よりも小林先生の方が気になりますが、曽我の話(笑)。リアルジャパンの頃よりも断然実力をつけた曽我。全国に出る選手ではなかったがプロになることをずっと志していた。だから、「雑草男」!相変わらず安直です、師匠(笑)。響きは「電車男」に似てるよ!そんな曽我を(笑)、賀茂はU-22候補として日本に連れて帰ろうとしていた。

試合後、食事をしながら賀茂は話をするが曽我は断ってしまう。代表に入りたい気持ちはあるが、まだ実績が無いというのが理由。ブラジルのテクニシャンども全員を止めるのはマジ目標でした(笑)。誘われているの今はムリだとわかっている、とおかしなことを言う子です。でもW杯で日本代表には選ばれたいと言う。ブラジルでもっと猛者どもに踏まれてから、恐らく実績を作ってからという気持ちのようです。あとあと、自分で自分を雑草呼ばわりですよ。公式でした(笑)。

賀茂との別れ際、こっち(ブラジル)で夢を叶える一番の方法は「夢を決して諦めないこと」だと言って去っていく曽我(正直、ビミョー(笑))。そんな彼を賀茂は、自分自身を過少評価しすぎている点が間違っているぞ♪いつかお前が五輪代表に必要な時が来る気がするぞ♪(表現変えてます(爆))と思いながら見送った。

所変わって日本には、U-22デンマーク代表が到着。バァーン(マジ効果音)とガラの悪そうな2人が出てきました。またもや新キャラです。今回はかなりパンチが効いているキャラです。キャビンアテンダントの方でしょうか?そんな女性2人の腕を引っ張ったり肩を抱いたり(というより首を締めているようにしか見えない絵))してナンパしております。いくらガラが悪いヤツでもそれはない!とか、めちゃくちゃセクハラだ!とか、それはつっこみポイントではありません。では、どんなポイントか?それは女性を誘っている時のセリフである。

「今夜俺たちとギロッポン行こうよギロッポン

どこだ、そりゃあぁぁぁぁ!?つーか今時、業界人でも六本木のことをギロッポンと言わないんじゃないの!?思わず「ギロッポン…」と呟きながら数分沈没(マジ)。コーチ達に連れ戻され、国の誇りをかけてサッカーしに来てんだぞと監督に怒られる2人。彼らはハースとクリスチャンセン。通称・デンマークの極悪ツートップと言われているらしい。

なぜ六本木なのか?なぜギロッポンなのか?とんだ極悪ぶりを見せつけられたところで、力尽きたので次回へ続く(爆)。

(つづく)

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