キャプテン翼GOLDEN−23 1巻(その3)

フットサル日本代表の風見と古川。代表候補者が2人増えたが、実際は海外にいる5人もいるしオーバーエイジ枠でA代表3人を召集するかも知れないと吉良。よせよ、中途半端に実在人物出てきてもイヤだし(爆)。でも北京からはオーバーエイジ廃止の方針らしいが…

さらに次世代のメンバーから選出の可能性もあると続ける吉良。今、韓国でU-20の試合をしているらしい。U-20代表のキャプテンは沢田タケシ。あれ?なんか小学生の時より坊主頭に磨きがかかってないか?その頭の色はどう見ても五厘刈りだぞ(笑)。

これだけ候補者がいると、代表入りは熾烈である。ということを、ギャラリーの人々がセリフを割り振られて言わされています。相変わらず(笑)。ランニング中の岬に至っては、「ボク達の新しい戦いがスタートしたよ」と心の中で翼に語りかけます。まあ、ゴールデンコンビだし。今までの中で、一番気兼ね無しにサッカーができた相手が翼なんでしょうね。日向と違って(笑)。

一方、スペインリーグ。翼はアウェイ試合、しかも相手ペースの中で頑張っていた(笑)。マドリッド戦後、ロベルト(なぜか最近色メガネ色が薄めのグラサンをよくかけている)に次の試合こそ本当に大事な一戦だと忠告を受ける。リーグ優勝を目指すならば、前回(Road to 2002編)で大騒ぎの末に(笑)得た勝利を次に繋げなければ意味がない。リーグ戦なんで(笑)。

それは翼本人もよくわかっていた。が、チームメイトは疲労も疲労。ベテラン選手に至っては、「早くこい、ハーフタイム」と思ってます(その気持ちはよくわかる(笑))。守り一方のバルサだが、自軍ゴール前で翼にボールがわたる。で、ここは普通クリアだが翼は奇策に出た。しっかし。それをバルサの選手に解説させんなよ、師匠(爆)。以下そのセリフ。

「何だと!?バルサゴール前、ボールを蹴りださないでこの危険地帯をドリブルだとォ!?」

本当だったら、実況・解説の人の叫びなのにな〜。こういう所まで、適当になられるとは…。がっかりだよ、師匠(笑)。普通自軍ゴール前でドリブルは、相手にボールを取られて点を入れられる危険があります。が、そこは翼。ヤツですよ。自軍をドリブルで突破しちゃいました。

場面は変わって、U-22代表候補者合宿。ランニング・ウォームアップが終わったら、即ゲームです。普通はパスなりなんなりの練習後ですが。しかも、何度も紅白戦をやって代表を決めるという。この突発性が吉良耕三(笑)。例のスローガン(小学校の教室に貼られているクラスの目標みたいだ。『一人一芸』なんてものはないけど(笑))も貼ったままだ〜(←どうでもいい気持ち)。

ハーフコートで7対7のミニゲームが始まる。古川(見た目は、爽やかさが増した若島津)と風見(ハングリーハートの人じゃないの?)は、フットサルで磨いたテクニックを披露すると意気込む。岬は心の中で翼に手紙を書いているんでしょうか?そのフットサル仕込みのテクニックを初めて知ることになると言っております。

場面はスペインリーグ。翼はそのままドリブルで突っ込み、敵を全員抜いてシュートを決めるという、横暴な荒技を見せつけます。11人抜きの伝説(別のサッカー漫画)の価値を下げられた気分になりました(爆)。

バルサの監督は、大空翼という伝説の幕開けと評価(すげー)。ロベルトは、昔を走馬灯のごとく思い出し、「いい選手になったな」と感慨深さで涙を流しております。そこで終わればいいのに、これからも俺の叶えられなかった夢を叶えていくんだ、と言われちゃうと「ちょっと違うよね」って思っちゃうよね(笑)。「かなえてくれ」ならまだしも。

またもや場面は、U-22代表候補者合宿。次藤・立花兄弟・若島津・早田・新田・佐野の7人を始め、黄金世代と言われる連中は驚いていた。古川と風見にすんなりと点を決められた。

古川と風見は、「黄金世代へのリベンジ」という気持ちでこの合宿に参加していた。と新キャラ2人がちょっと見えてきたのに、立花兄弟の気持ちに火がついてしまう。

コンビプレイの対決だ、と言わんばかりに古川と風見にぶっこんでいく立花兄弟。かいつまんで言うと、珍妙さでは圧倒的に立花兄弟のが上でした(笑)。だから、人の体を踏み台にしてジャンプするな!

でも、これが7対7であることをすっかり忘れており、FWの反町にボールをとられる。反町は「守りもできるFW」をアピール。いやいや!FWは点を決めてこそだろっ。そんなこんなで、反町がDFコンパートの可能性が吉良の中で生まれちゃったよ(笑)。

残りのメンバーがフィジカルコーチ・山本(新キャラ)に、ミニゲームをやるよう促される。しかし、今はこのゲームを観させて欲しいと言う。自分達が見たことのないプレイを披露する古川と風見を見ていたいらしい。

ここでようやく古川と風見の過去に。高校ではサッカー部で全国選手権にも出場したが、Jリーグからのオファーが来なかった。なぜなら翼たち黄金世代が出張ってたから(爆)。ならばということで、テクニック重視のフットサルに転向。リアルジャパンに一時参加するが、フットサル日本代表に選ばれたのでそっちで頑張っていた。とはいっても、実はサッカーへの未練もあり、2人はもう一度サッカーを試すことになったのである。

てなわけで、黄金世代へリベンジ中の古川と風見。しかし立花兄弟は古川と風見にリベンジである。これを見て、「Wボランチにコンバート」とか言い出す吉良。もういいよっ(笑)。古川と風見のパスワークに付いていく立花兄弟。そこで和夫にボールを取られそうになる風見。そこで風見が披露した技は、足の裏でバスケットボールのドリブルみたいにボールをバウンドさせながらのバックステップ。その名も!

フットサル流“ザリガニ”バックステップ

…。新キャラとはいえ、所詮、師匠が生み出したキャラでした(爆)。でも突進する和夫。その様を「逃げるザリガニを山猿が懸命に追う!!」って言っているのは誰だ!?って、2人の上にそんなザリガニとサルの絵が!!ひ、ひでぇ(笑)。

結局、和夫は風見に抜かれてしまいますが。その様子が横からのアングルと上からのアングルとで、まるでテクニック教本の図解のように書かれておりまして。ていうか、見ながら描いた?(笑) 

パスを受けた古川も、師匠曰く「足ウラダンスステップ※風見がやっていた技ですよ」で政夫を抜く。完璧に抜かれてガビーンとなる立花兄弟。って、ちょっと!本当に効果音が「ガビーン」だぁ!!(笑)

本戦でも使えたら、古川と風見は黄金世代随一のテクニシャンだろうと吉良。しかし、フットサルとサッカーの違いを乗り越えなければならない2人でもある。そんな彼らに次藤のスライディングタックルが襲いかかろうとしていた。スライディングタックルは、フットサルでは禁止なんだそうだ。

それより。次藤のあまりの巨漢ぶりの方が気になるところで(笑)、1巻(やっと)終了〜。


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