キャプテン翼GOLDEN−23 1巻(その1)

え〜、いきなりですが表紙裏からツッこんでみたいと思います。

『日本サッカー協会Jリーグ公認』

なにを公認したんだーっ!!すみません、いきなり取り乱してしまいました(笑)。 表紙にいる翼の絵を見て、人体の構造とかそういうものを求めてはいけないんだな〜と改めて再確認(笑)。 どういうアングルなら、そんな形になるのか知りたい。絵の練習はしないのだろうか?なんて思って みたりする(酷)。そして表紙をめくり、内側の部分に書かれた師匠のコメント欄を読んでみる。

「…いったいこの連載はいつまで続くのか?作者のボクもわからないまま今、描いています。」

着地点ねーのかよっ!!そんなこと言ったら、ワールドカップ終了 =連載終了としか思えないじゃないか(爆)。しかし内容は師匠曰く、「オリンピック金メダル 獲得を目指した戦い」になるんですって。いつまで続くのか?とか言っている割には、けっこう先を 見通してるじゃないか(笑)。もっとも翼の目標W杯優勝=C翼終了だしな。そしたら。 …THE…エンドですなっ(爆)。表紙だけでここまで書けるのだから中を開けるのが 恐ろしくてしようがない。

意を決して読み進めていくと、'06年のドイツW杯会場の絵。ここで日本が目指すものは、決勝 トーナメント進出?前大会を上回るベスト8入り?それとも・・・ときてページをめくると。 「ワールドカップ制覇!?」と書かれ、優勝カップを持っている翼の絵。こんな書き出しなら誰もが W杯ネタだと思うのに、オリンピックネタ。もう師匠の考えることはわかりません!(笑)

すみません、やっとマンガネタに入ります(爆)。誰かが昨日の試合結果をケータイで確認する。 その試合は親善試合で、日本×ドイツのゲーム。すでに前半が終わっており、スコアは0−2で 日本は負けていた。後半開始直前、日本の監督が動き出す。もちろん監督は―言われてみても似てるとは 思えない絵です―ジーコです(爆)。ヒデと俊輔、川口が交替です。もちろん彼らも、ジーコ同様、 言われてみても誰かわかりません。そおんな絵(爆)。って、A代表の主力3人が引っ込むなんて 普通ありえません。代わりに誰が入るのか?

ページをめくってみる。そこにいるのは、大空翼・岬太郎・若林源三の3人。21歳の3人が投入され ましたー。って、お前ら川口達より年下ーーっ!?・・・だからさ〜、中途半端に実在人物を登場させる のやめてくれないかな〜〜。川口は若林に憧れていたんだぞっ!ていうか、なんかうすら寒い。 ここでグダっても仕方ないのでページをめくる。まあ、それぞれがそれぞれに、こんな感じで戦うぞ! っと誓っています(投げやり)。

そんな彼らを待ち受ける人物。ドイツといえばこの人です。カール・ハインツ・シュナイダー。 若林の元同僚。現在はドイツリーグ内だが、他のチームに所属し若林のライバルである。 「若き皇帝」と書いて、ユンガーカイザーというルビがふってあります。正直、そのルビいらないねっ☆ 後半開始。いきなり日本はドイツの選手、カルツ(なぜか長めの楊枝、(というか串?)をくわえさせられている木枯紋次郎的キャラ。 “仕事師”という異名をとる。つまり要所でけっこういい仕事をする人という意味(笑))にボールを 取られてしまう。

お約束どおり、カルツはシュナイダーへパス。シュート体勢っぽい。若林もそう思ったのか、 「こい!!シュナ」と待ち構える。・・・やっぱりスルーできない!若林がシュナイダーを シュナと呼んだ!今までずっと“若林”、“シュナイダー”の仲だったのに! つーか、普通ファーストネームで呼ぶよな。だいたい、外国人に“わかばやし”の発音は難しいよな。 ・・・すまん、話がそれた(爆)。

話を戻して。シュナイダーが蹴ったボールは、ゴールに向かわず大きく左へそれる。そこに走りこんで くるドイツの選手。新キャラ(21歳)です。俊足が売りのようです。名前は“シュバイル・タイガー ボラン”。短髪でまゆ毛がない(笑)。フィールドの左サイドは「俺の庭」と心でつぶやいてます。 ドイツの2得点は彼からのセンタリングを決めたものらしい。これを機に代表定着を狙う彼は、 今度は自分で切れ込んで・・・と考えていたが。

新キャラが早々に活躍できるわけがありません(笑)。うっかり、翼にボールを取られてしまうシュバイル であった。ただベンチでボーッとしてたわけじゃないからね♪と振り返りわざわざ言う翼。こういう時 って、相手が何語だろうが馬鹿にしているのはわかるもの(笑)。返り討ちにしてやる!くらいの 勢いでシュバイルは翼に向かうが。あっさりパス。ボールは岬の足元に吸い付いていきます。

さあ、ここからは皆さんもうお分かりですね?アイコンタクトから始まる、ふたりのコンビプレイです。 見開き2ページで翼と岬がたくさんいて(笑)、ナイスパスワークで進んでいく。紋次郎 カルツが二人を止める!と渋くキメていたが、サクッとスゴ技で抜かれる。あまりのスピードに驚くドイツ勢。 おいおい、驚いてないで翼・岬を止めにいけよ(笑)。

さあ、みなさん。お待たせしました。ゴールデンコンビのみでガンガン進んできたからには、これが 登場。二人並んでシュート体勢。「出たァ!!」「伝家の宝刀」「これが」「翼」「岬の」と、セリフをサポーター が割り振られて言わされています(爆)。って、名前がいつの間にか「ゴールデンツインシュート」 になっている!!名前は若干変わっていますが、幼い頃、皆さんができると信じて疑わなかった あのツインシュートです(笑)。もちろん、ゴールが決まります。

とんでもシュートを無謀にも片手で止めようとしたドイツのキーパー、オリバー・ハーン (なぜここだけ、微妙にニセモノなのか…)が負傷で退場。代わりに入ったのは 翼たちと同世代のデューター・ミューラーが入る。まあ、この後はどちらも譲らずでスコアは1−2 のまんまである。

仕事師・カルツは、やたらPA外からシュートをうち若林をギャフンと言わせたいシュナイダーを 横目で見つつ、このままリードで終わればいいと思っていたら目が点になる。本当に目が“点”に なっててなんか笑った(笑)。た、たいへんです!高原が下げられて、入ってくるのはヤツです! 日向小次郎です!!代表戦でも袖まくってノースリーブです!!!

これでA代表に選ばれたキャラが全員登場したらしい。それを見ている松山をはじめ、仲間達は 喜びつつ自分も代表戦のピッチに立ちたいと、やはり切れ切れでセリフ割りをさせられています(笑)。 いつの間にやら、ドイツのコーナーキックで日本ピンチ。新キャラ(ごめん、もう名前忘れた)が、 センタリングをあげたが、若林にコースを読まれてパンチングで防がれる。新入りはまず、痛い目に あうのが体育会系?(笑)。

どうもパンチングがパスだったようで、翼にボールが渡ります。ここで岬がなぜかカルツともつれ合い。 カルツの反則ギリギリプレイのようですが、正直それはスルーされないと思う(爆)。 ゴールデンコンビのプレイはないが、思い出したように他の選手とボールをつないでいきます(笑)。

翼がここで「ドライブシュートだァ!!」と蹴ったが、なんちゃってと不敵な笑み。実はシュートでは なく、日向へのパス。絶妙なタイミングで日向の足元に。渾身の“雷獣シュート”(※頑張ることが できれば(←ここ4倍角)ワールドユース編で紹介します)を放つ。

てなところで、ケータイのバッテリー切れ。おかげでこの後どうなったのか、ということより、 「ああ、誰かが最初にケータイで試合結果をチェックしてたんだっけな〜」と思い出すとか思い出さない とか(投げやり)。

フランクフルト空港に、翼・岬・若林・日向がいる。A代表に選ばれたのは光栄だし、W杯にも 出たいがその前に自分達はやることがあると確認しあう。翼はスペインに、日向はイタリアに、岬は 日本へ戻り、若林は3人を見送っていた。彼ら黄金世代がやるべきこととは、「オリンピックで 金メダル」を獲得することであった。

って、さっきのケータイ野郎(笑)が充電完了でもう一度結果をチェックしている。結局、日向の 力まかせシュートは決まり2−2のドローで終わっていた。・・・が。その続きに特報の 文字が。その下に「キャプテン翼×代表戦」。つらつらと続いて最後に。

「翼たち黄金世代が金メダルを目指す本編は57ページから!!

すいません、やめていいですか?

一応つづく)

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