25th ANNIVERSARY その2(2005/01/06/ヤンジャン4・5号)

ゴールデンコンビの翼と岬が表紙を飾る。
よく見ると作者名のしたに、「Special Thanks/HIKARU FUJI」となってい る。・・・誰?(^^;)
さて本編へ。
センターサークルには、ブラジル出身のナトゥレーザとサンタ−ナの二人。 世界選抜のキックオフからゲームはスタート。その前に、二人から翼に、 スタジアム完成のお祝いに来たのではなく、親善試合だろうとおまえ達を倒しに 来た、との挑発が。そして翼は、
「こっちこそ…望むところだ!!」
と、ムダな顔面アップで返す。しかし気になるのは横にいる岬くん。 ここで交わされている会話はポルトガル語のはずだが、話がわかっているような 顔。 C翼ではよく見かける光景である(爆)。

いざキックオフ!ボールはリバウール(バルセロナ〈リーガ・エスパニョー ラ〉・ブラジル代表になくてはならないMF。女房・子供2人持ち)に。そこに翼 がつくが、あっさりパス。これだけのメンバーが揃っているのに、二人だけで勝 負を楽しむわけにはいかないそうだ。しかしサポーターからはブーイング。
だが、ディアスがドリブルで新田・葵・井沢を抜いて突破。3人しか抜いてない のに、マラドーナの5人抜きを彷彿する実況アナ(笑)。松山を引き付けて逆サ イドへパス。
レヴィンが独特の鋭い回転をかけてトラップ(絵があってもなくても想像し難 い)。すぐにゴール前にあげる。 そのボールを日本の次藤が胸でトラップしようとするが、鋭い回転のためユニフ ォームがボールにえぐられる(お約束)。その効果音が、
「ブリュン」
・・・・・。わからん(爆)

ところで、 最近のサッカーボールはデザインが変わっている。 ヘタ絵師・陽一にとってはさぞかし喜ばしいことだろう。

まるで、次藤にカットされるのも計算済みのように、ほくそ笑むレヴィン。その ボールをシュナイダーがドイツ人のくせに「ファイヤー!!」と叫びながらゴー ルへ蹴り込む。これは懐かしのファイヤーショットか!?ちなみにシュナイダー は人気投票1位。
だが、ここはお約束。世界が誇る“SGGK若林”(はなわのSAGAみたい)が実況ア ナ曰く、「ファインセーブ」。パンチングだった…。 おかげで世界選抜のコーナーキック。まだまだ続く全日本のピンチ。

ここで突然、フィールド目線から第三者目線。 選手が駆け巡るフィールド全体に響く、「ドドドドドド」という謎の効果音。 サポーターたちの会話が繰り広げられる。

「すげェ…。R・マドリードが銀河系軍団ならこのチームは何だ?」
R・マドリードは、「銀河系『最強』軍団」ですから〜〜、残念!
選手が集め方がどこぞのプロ野球団の様なんで、リーグの成績も似たような結果 だ!斬り!! なので私は、「読売マドリード」と呼んでいる(笑)。

「一人一人が宇宙的な爆発力を誇る…そんな選手が集まった…。」

「まさにビッグバン大宇宙軍団だよ!!」

どういう軍団だよ!!
またもや陽一の小学生発想炸裂っ。つーか、小学生も思いつかね-よ! あんたの発想がビッグバンだよっ! せっかくの強豪チームも、すぐブラックホールに飲み込まれるくらいお気の毒 だ。

めちゃめちゃ攻められ、またもや若林のパンチング。 そこで翼が登場。ボールをクリア。そこで出たさ、翼節!

「いや〜。守りも楽しいなァ!!こんなすごい猛攻を味わえるなんてサイコーだ よ!!」

相変わらず妙なことを言い出し、「お前はドMか!?」というツッコミ感漂うお かしさ。
しかしそれ以上におかしいのは、「えっ」と反応する中国人の肖と仏人のピエー ル。 日本語分かるのか、おまえら?そうだった、そんなものはよくあることだった (爆)。

ここで、回想シーン。試合前のロッカールーム。 翼がチームメイトに向かって言う。

「みんな、今日の相手は…強いよ。」
そんなこと言われなくても分かるよ。とみんなキョトン。しかし、おかまいなし に続く翼のセリフ。
「そう、彼らが手を抜かず真剣に戦ってくれたなら、今日の相手はW杯決勝の相 手国より強いかもしれない。」
再びキョトンの一同。すると、昔から代表チームの影のまとめ役、松山が「そう いうことか」と納得。
「つまり今日の試合はW杯決勝の予行演習ってことだ」
なるほど!と笑顔でいる、いかにも頭は良くなさそうな石崎と葵。
決勝前に、事実上決勝戦ってこともあるだろうが。 それにW杯の敵は、敵チームのサポーターもいるということがすっかり頭の中に ないメンバー一同は、円陣組んで大盛り上がり。2005年のW杯二次予選、アウェイで 北朝鮮と対戦する日本代表はどうすりゃいいんだよっ!というツッコミも聞こえ ない(汗)。

試合前のそんな盛り上がりを、試合開始直後に忘れた(爆)日本イレブン。 翼の言葉でやっと思い出し、強い相手と試合が出来て幸せ者だぜ!とチョー笑 顔。
その笑顔にカチンときた世界選抜。ナトゥレーザがシュートしようと足を上げた 所に横から来たサンターナがゴールとは逆方向にシュート(?)。そのボールを 肖がゴールに向かってシュート。
肖という男の必殺シュートは“反動蹴速迅砲”という。それは、相手が打ったシ ュート打ち返すことによりさらなる威力のシュートになるというもの。ボールの 軌道が龍の姿に見えるらしい。しかも美しいらしい…。
実況アナが、「肖の生みだす”龍球”(ドラゴンボール、というルビがふってあ る)が、日本のゴールを襲う」と叫んでいたが、相変わらずシュート打点とゴー ルまでのストロークを無視した実況である。
ところが若林、実況曰く「龍の首をもぎとる美しすぎる見事なダイビングキャッ チ」でセーブ。

すかさず翼にスローイングか!?と、DFのカルツとレヴィンが翼をマーク。とこ ろが、投げるふりしてロングキック。
そのボールはFW新田の所へ。足が速い彼だが、実況アナ曰く、
「俊足を飛ばしこのボールに追いつけるか」
…俊足は 飛 ば せ な い だ ろ う が (-_-♯)

(ちょっと思い出してBGM、平井堅『瞳を閉じて』をリピート演奏)

新田は走りながらも手はなぜか空手の構え。若島津の実家(空手道場)で特訓した らしい。そのせいで、「きえ〜〜〜〜」という雄叫びをあげている(思わず爆 笑)。そういや、若島津もよく「きえ〜〜〜〜」と言ってた(やっぱり爆笑) 「すごいスピード、すごいジャンプ力(by 実況アナ)」で、“若堂流竜巻蹴り” (飛んで後ろ回し蹴り)でゴール前へパス。俊足が活かされてるかは、かなり微 妙!
そこに走りこんできたのは日向!
今日も袖まくってます。ノースリーブにしちゃってます!!
「もらったァ!!」と叫んでシュート。放ったのはおそらくタイガーショット。 だって、見開き2ページ使って描かれてるシュートシーン。蹴られて飛んでいくボ ールの上に、虎のような顔(しかもちょっと怖い)の形の残像が見えてるの☆
もちろんネットに突き刺さる。珍しく、ネットが破られず、実況も「ゴ〜〜〜〜 〜〜〜〜ル』とか書かれていない(笑)
そして最後に実況アナが、
日の丸エースストライカー日向小次郎の右脚から生み出されましたァ。」
いくら日向でもそのネーミングはお気の毒だろっ。
そんなところでページ終了。
ネットに刺さるボールの下の文字に注目。

「大人気御礼!激闘は11号へ続く!!」
・・・視線を落とすと、
「11号(2/10発売)より続編!・・・」

おいっっっ!!!続くんかいっ(怒)
2号続けてあって、しかも年末じゃ、読者の声反映しましたはおかしいだろっ! 仮にも青年向けだぞっ、ヤンジャン。そんな子供騙し通用するかっ!!!!!
なめてんのか、陽一&集英社( ̄□ ̄#)
たった2週分だと思ったから読んだのに…。(爆)

気を取り直してページをめくるとなぜかジダンのインタビュー。 ジダンに失礼だぞっ!(汗) あと投票結果が載ってましたよ。
日本代表は、1位 岬、2位 若林、3位 日向、4位 三杉、5位 翼・・・ なんと、MFC(マイ・フェーバリット・キャラ)の岬くんが1位でした。彼は男女問 わず人気なんだと思う。
そして、陽一の語りも入ってました。そこに、
「日向は描き手として動かしやすいキャラクター。順調に進ませても逆境を与え てもうまく収まる」
と言っておりましたよ、生意気に(笑)。そりゃあ、素人でもあんだけ動かせるんだ から(どんな風にかは言うまでもなく)。ヘタ絵師とはいえ一応プロの漫画家な んだからできるだろう。
翼はハガキ投票では1位だそうで。しかし陽一は、 「彼に言葉は要らないでしょう」
はは〜〜ん、わかったぞ。翼をいじりづらくなったな〜? ROAD TO 2002編でプレッシャーにつぶれそうな翼というのを描いていたけど、 無理があったしね。
ここで提案。思い切って主人公を代えて話を進めるのはどうよ? 日向だと翼の二の舞になりそうだ。じゃあ、誰か?投票で答えが出てるじゃない か。
岬くんだよ、岬くん!翼の前向き発言はバカさが漂うが、岬くんだったらそうな らない。描き手が同じでもそうだったもん!(笑)
でも、一番いいのは『原作:高橋陽一 作画:○○○○』だなっ! 是非ともあなたが描いてくださいって素人さん(かどうかわからんが)を見つけ たし。あ、モーホー色は抜きでお願いしまーす(爆)
ちなみに、世界選抜はおもしろい結果が。1位のシュナイダーが約2400票で、2位 の約2倍の票数を獲得していた。陽一の絵とはいえ、美系ではある。 投票されたキャラクターは中学生のユース大会に出てきた面子が多く、 「なつかし系を見たいのかもしれない」 と陽一は語っていたが、やはり彼はわかっていない。
その頃のキャラが多いということは、つまりその頃の方がおもしろい!というこ とである。 ユース編(アンダー19)は、昔から読んでる人にとっては本当におもしろくなかっ た。とんでも系ではあるものの、昔の方が断然おもしろかったよ。 ってーことを、分かれ。アホ(大暴言)

そして最後にも書かれてあった続編あるよ告知。 前・後編だって聞いたから読んだのに…ガクッ ○| ̄|_


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