キャプテン翼11巻(その2)

明和のキックオフで延長戦後半が開始。タケシとのパスワークで南葛の守りを突破していく日向。実況に「この決勝戦に入り、パスプレイ、チームプレイもなかなか板についてきました」と言われる日向(笑)。

なのにケガをしている若林(と書いて「おまえ」というルビ)などここからで十分と、ロングシュート!実況曰く、意表をついていたらしい(今までの行動を考えればひとつも意表じゃない)が、若林はキャッチ。なにィ、じゃないよ日向(笑)。

南葛の反撃。パスをまわし続けて、ボールはようやく翼の元に。ケガした左足はテーピングしているので、右足のみでボールさばき。絵があっても分かりがたい!(爆)例のスライディング部隊をかわしつつ、翼がシュート。若島津も飛び出そうとするが何かに気づく。実はシュートではなくパス。岬がヘッドでゴールを狙う。しかし、若島津はボールをキャッチ。一度した失敗は二度としないと、敵ながら翼は彼に感心。

続いて明和の攻撃。若林は派手さはないが要所で決めてくるタケシを警戒。そんなタケシからのセンタリング。日向だけでなく他の選手も援護で走りこんでくる。そこで若林が吠える。

「こんな単純な作戦が通用するか!!おれをなめるな!」

そしてボールを片手でキャッチ。すげー握力。結局、明和がどんな作戦を仕掛けようとしていたのか全く謎のまま南葛の反撃。石崎のオーバーラップや岬のナイススルーを経て、翼がノートラップのジャンピングボレー。

が、やはりここは若島津。尋常ならぬ防ぎ方!なぜか自分もジャンプし、両足でブロック!!(空中での出来事です)その後ボールを掴み、宙返りをして見事な着地!YOU、サッカーやめて中国の雑技団に入っちゃいなよ!(爆)

ボールは再び日向に向かうが、岬がパスコースを読んでいた。しかし、足が痛みジャンプが足りなかった。絵で見ると、ジャンプした後に足が痛くなったように見えるから本当はカットできたと思う(爆)。

強引なドリブル(技の名前)で突破しようとするが南葛DFが2人がかりで止めにかかる。でも吹っ飛ばされそうな時に、体格のいい高杉がフォロー!見事、日向を吹き飛ばし突破を阻止する!やった!あれ、これサッカーか?(爆)こぼれ球は若林がクリア!この若林の行動のおかげで、やっとサッカーに戻った感じ(笑)。

ボールは岬のもとに。しかし、足に痛みが走りひざをつき動けない。それを明和のスライディング部隊が見逃すはずはなく。自分の所にそれだけ集まれば翼がフリーになると、男らしい(笑)。ギリギリのところでパス。だがタックルが痛む足に!

しかし、南葛のチャンスが続いている為、審判は笛を吹かなかった。(いや、そこはイエローかレッドだろっ)そんな岬に報いる為に、翼は「きめるぞ岬くん!」とオーバーヘッドシュート。この時の翼の顔は前のコマと比べると異常に恐い!しかも「くらえ若島津」と、ヤツを呼び捨てにしましたよ。さっきまで「くん」付けだったのに(笑)。

やや距離があったため、若島津は見事にシュートコースに。だが回転がかかっていたのか、若島津の体を弾いてボールはゴールネットに!ほぼ同時に前半終了の笛。結局ノーゴールで、悔しい翼だが岬のことを思い出し駆け寄る。足から血を流しながらも、大丈夫と答える岬。彼は本気です(笑)。

一方、翼のシュートがあたった右肩に痺れが走る若島津。まだこんな強いシュートをうてるなんて…と驚いていた。そんな彼を察してか、日向は「ヤツだけは底知れない力を持っている」と忠告。もはや、小学生のサッカーじゃないです。なんでセリフに小学生らしさがないんだ!(笑)

太陽が照りつける試合会場。ここで気になるのが、ギャラリーの面子。松山などの選手達はわかるのだが、一般ギャラリーは選手の親という感じではない人々がほとんど。男性ばかりで、20代〜30代っぽい感じで、ナイターを見に来ている人々となんら変わりない雰囲気。よく考えると不思議な光景。

だがここは師匠ワールドなので気にしても仕方がない(爆)。延長戦・後半開始。前半同様、激しい攻防が続く。猛暑の中での延長戦は相当きついものである様子。ここであねごが、立ちくらみ。応援団のひとりが「だいじょうぶですか」と駆け寄る。やはり同級生でもポス的な者には敬語のC翼ワールド(笑)。テントで休んだ方がいいと言われるが、やっぱり大丈夫発言。自分達はここから応援することしかできないが、少しでも力になろうと応援団メンバーに言うあねご。

そんなあねごのけな気な発言に奮起した応援団は、今までより気合の入った声援をかける。それに気を取られたところで、翼は明和のボールをパスカット!(ダメ過ぎ)翼は優勝してブラジルへ行き、世界一の選手になるんだと気合いのドリブル。

そんな翼を、「優勝して東邦学園に入り、そしておれはおれの手でおれの家族を幸せにするんだ」と、やはり気合いの日向が止めに行く。2人の一騎打ち。ボールを奪い合うがなかなか決着がつかない。2人の気合いの重みについては、うーん、日向の方が切実だ(爆)。

他の選手は、疲れているせいかそんな2人を見ているだけだった(おーい!)岬とタケシはフォローに入ろうという気持ちである。しかし岬は足の痛みで走り出せない。タケシはがんばって走り出す。翼と日向の争いはライン際に移動し、最終的にはもつれ合いボールとともにラインを超える。

ここで日向の弟達が兄を応援。ボールは明和。すかさずタケシがボールを持つ。チャンスです、走ってくださいと日向に叫ぶ。走り出す日向を翼は追いかけようとするが、ケガした足が痛みだし倒れてしまう。疲労困ぱいの選手達。絵の方もだいぶ疲労困ぱいのご様子です(粗い粗い)。

ボールは日向に。ここで南葛DFも必死に食い止める。足を滑らし、石崎にボールをクリアされ諦めかける日向(珍しい!)しかしタケシがそのボールをとり、日向へセンタリング。お前、ホントにいい仕事するなぁ!(笑)

ここでタケシと優勝すると約束したこと思い出す日向。お前がパスを送る限り必ずシュートをうつぞ!と気合い。カッと目を見開いたかと思いきや、オーバーヘッドシュート!あれ!いつの間にできるようになったの、日向!?(笑)

「くらえ若林!優勝するのはおれたちだ!!」と叫びながらうたれたシュート。こんな時でもへらず口の日向(笑)。しかし若林は気合いでキャッチ。ここですごいのは、ボールの勢いに押されて若林をゴールポストに激突させる日向のシュート力。どんなシチュエーション!?(笑)

かなり痛い目にあうも、見事ゴールを守り笑顔の若林。ここで延長戦・後半が終了。凄い顔でがっかりし、真っ白になりかけた日向の顔で11巻終了〜。


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